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剣術でも、





習い始めて少しうまくなってくると、





みんなが自分より弱く見えて、





太刀さえとれば自分が勝つように思う。





しかしその域を脱すると、





自分もまあ相当修行できたかもしれないが、





しかし上には上がある、





自分より上の人がたくさんいるということがわかってくるから、





自然謙虚な心持になり、





その人たちを手本としてその本質を究めようとします。





経営もこれと同じで、





経営者としての経験を積めば積むほど、





経営というものの幅の広さ、





奥行きの深さがわかってくるものです。





常に、





もうこれでいいというのではなく、





よりよき方法、





よりよき道を求めるという姿勢が大切だと思います。



<松下幸之助一日一話より>