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われわれは、






事を成すに当たって、




その事の成果を大事にすることはもちろんであるけれども、





同時にその成果を生むまでの過程をも、





もっと重視したい。





そうすることによって、





自然に謙虚さが生まれ、





軽率な判断も避けられる。





会社についても、





今日ここにあるまでには、





やはりいろいろの道程を辿ってきたのである。





喜びもあったし苦しみもあった。





しかしどんなときも、





お互いが心を結び合い、





隠忍自重、





絶えまない努力を続けてきたのである。





そういう生い立ちなり道程については、





ある程度は知っておきたい。





仕事の知識もさることながら、





会社の歴史についても理解を持つことが、





やはり大切だと思うのである。



<松下幸之助一日一話より>