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人の上に立つ指導者、


管理者としての要諦というものは、


いろいろ考えられるけれども、


その中でも最も大事なものの一つは、


熱意ではないかと思う。


非常に知恵、


才覚において人にすぐれた首脳者であっても、


この会社を経営しようということに熱意がなければ、


その下にいる人も、


「この人の下で大いに働こう」


という気分になりにくいのではないだろうか。


そうなっては、


せっかくの知恵、


才覚もなきに等しいものになってしまう。


みずからは他に何も持っていなくても、


熱意さえ保持していれば、


知恵あるひとは知恵を、


力ある人は力を、


才覚ある人は才覚を出して、


それぞれに協力してくれるだろう。


<松下幸之助一日一話より>