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よく長い歴史と伝統を持った

“しにせ”

と言われるところが、

経営の行き詰まりに陥ることがある。

そういうところは正しい経営理念を持たないかというと決してそうではない。

むしろ、

創業以来の立派な理念が明確に存在している。

しかし、

そうしたものを持ちながら、

それを実際に適用していく方針なりやり方に、

今日の時代にそぐわないものがあるわけである。

もちろん、

旧来のやり方でも好ましいものはそのまま続ければいいわけだが、

やはり時代とともに改めるべきは改めていかなければならない。

その時どきにふさわしい日に新たな経営があってこそ、

正しい経営理念も永遠の生命を持って生きてくるのである。

<松下幸之助一日一話より>