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指導者にとって必要なことは、

目標を与えることである。

指導者自身は特別な知識とか、

技能は持っていなくてもよい。

それは専門家を使えばいいのである。

しかし目標を与えるのは指導者の仕事である。

それは他の誰がやってくれるものでもない。

もちろん、

その目標自体適切なものでなければならないのは当然である。

だからそのためには、

指導者はそういう目標を生むような哲学、

見識というものを日ごろから養わなくてはならない。

自分の哲学なり、

体験に基づいて、

その時どきに応じた適切な目標を次つぎと与える。

指導者はそのことさえ的確にやれば、

あとは寝ていてもいいほどである。

<松下幸之助一日一話より>