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私は、

お互い人間はダイヤモンドの原石のごときものだと考えている。

ダイヤモンドの原石は磨くことによって光を放つ。

しかもそれは、

磨き方いかん、

カットの仕方いかんで、

さまざまに異なる、

さん然とした輝きを放つのである。

同様に人間は誰もが、

磨けばそれぞれに光る、

さまざまなすばらしい素質を持っている。

だから、

人を育て、

活かすにあたっても、

まずそういう人間の本質というものをよく認識し、

それぞれの人が持っているすぐれた素質が活きるような配慮をしていく、

それがやはり基本ではないか。

もしそういう認識がなければ、

いくらよき人材があっても、

その人を活かすことはむずかしいと思う。

<松下幸之助一日一話より>