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ダムというのは、

あらためて言うまでもなく、

河川の水をせきとめ、

たくわえることによって、

季節や天候に左右されることなく、

常に必要な一定量の水を使えるようにするものである。

そのダムのようなものを、

経営のあらゆる面に持つことによって、

外部の諸情勢の変化があっても大きな影響を受けることなく、

常に安定的な発展を遂げていけるようにするのが“ダム経営”の考え方である。

設備のダム、

資金のダム、

人員のダム、

在庫のダム、

技術のダム、

企画や製品開発のダムなど、

いろいろな面にダム、

言いかえれば、

余裕、

ゆとりを持った経営をしていくことが肝要であろう。

<松下幸之助一日一話より>