突然響いた稲光

身体の芯を貫かれた

真っ逆さまに落ちる気持ち

味わって「しまった」と気付く


一人の夜も 一人の朝も

なんか違うって ずっと感じ続けた


あぁ 僕はもう 一人では生きてゆけない人になっちゃいました

あぁ 僕はもう 貴女とお前無しではダメになっちゃいました


家族想いだとか 頑張ってるとか

そんなものはとりあえず置いといて

僕のためにずっと隣にいてよ

それだけでよかったはずなんだ




ろくに寝れないし食えないし

よくわからなくて泣けないし

何も出来ないし散らかるし

良いことなんて一つもない


あぁ 僕はそう 世界一の大馬鹿野郎さ 誰か殴って

あぁ 僕はそう 世界一の大馬鹿野郎さ 頼む殴って


先のことはきっと誰もが不安さ

そんなものはとりあえず置いといて

君らのためずっと生きてゆくのさ

それだけでよかったはずなんだ






ラ ラララ ラララ ラ ラララ ラララ

ラ ラララ ララ ラ ラ ラ ララ ラ ララ


あぁ 僕はもう 一人では生きてゆけない人になっちゃいました

あぁ 僕はもう 貴女とお前無しではダメになっちゃいました

あぁ 僕はそう 世界一の大馬鹿野郎さ 誰か殴って

あぁ 僕はそう 世界一の大馬鹿野郎さ 頼む殴って


プライドとか男の面子だとか

そんなものはとりあえず置いといて

僕のためにずっと家族でいてよ

それが一番の幸せの画


それが一番の幸せの画


それが欲しかった幸せの画







遠い空に願いを込めて

悠然と歩いてく



遠い空に願いを込めて

高鳴る鼓動に身を任せて

通り過ぎる時の早さに

もう目は閉じない


生き急いでいた少年は

暖かい人たちに照らされて

雨も風も全て乗り越えて

今ここに立ち続ける


桜の様に冬を越え

桜の様に咲き誇る

夢見がちだった少年は

いつしか大人になった


今では胸を張って



遠い空に願いを込めて

悠然と歩いてゆく







明日へ向かい駆け出して行く足音が通りすぎる

閉じたままの眼をゆっくり開いて


朝日と共に動く世界と足並みが揃わずとも

ただの一歩だ 今から踏み出せ 

そうさ 前を向こう


目の前に広がる世界と理不尽な現実

どうにもならない事でも跳ね除ける強さは

力じゃなくて 想いの強さ

がんじがらめなトキだからこそ


優しさと 純粋さと 燻ぶってる情熱と

心に一本携えた芯を折られるなよ



飽きがくるほど似た毎日の繰り返しの中でも

閉じたままの芽はゆっくり開いてて


朝日が昇り目が覚めたなら既に前に進んでる

ただ進むのなら 自ら踏み出せ

そうさ 顔上げて


目の前に広がる世界の広さや不可解さは

どんなに見方を変えても優しくない現実

生きるじゃなくて 歩むでもなくて

感じることから逃げ出さぬこと


優しさと 純粋さと 燻ぶってる情熱を

失くすなよ 忘れるなよ 今日は疲れ果てても

優しさと 純粋さと 燻ぶってる情熱と

心に一本携えた芯を折られるなよ


心に一本携えた芯を折られるなよ