こんばんは
逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』を読みました。
第十一回アガサ・クリスティー賞大賞作品であり、選考委員が史上初、全員が最高得点を付けたことで話題になってましたので、気になってました

素晴らしかった!
あらすじ
独ソ戦の最中、モスクワ近郊の村に住む少女セラフィマは、ある日ドイツ軍により母親と村人全てを殺された。
自らも殺されかけた時、赤軍の女性兵士イリーナによって救われた。
しかし、彼女はセラフィマの目の前で母の遺体を、家を、思い出の全てを焼き、
「戦いたいか、死にたいか」と問う。
母の仇をとるため、そしてイリーナを殺すため、セラフィマは狙撃手になることを決意した。
同じ境遇の女性たちと共に訓練を重ね、やがて戦場へと向かっていくが…。
これ、デビュー作なの!?って驚くほどストーリーもキャラクターにも惹き付けられて、夢中になって読みました。
実際にソ連では女性狙撃手がいたとのことで、本当にあったスターリングラード戦などを舞台に書いてあるのでそこは非常にツラいのですが…。
ドイツとソ連との架け橋になるべく外交官を目指していた少女セラフィマの夢は一瞬にして粉々に砕かれ、復讐のために敵を撃ち続け、やがて笑いながら撃つ自分に気付く…。
イリーナは問う。何度も。
「何のために戦うのか」
同じく全てを失った少女たち、アヤ、シャルロッタ、オリガ、ヤーナ、それぞれの想い。
やがてセラフィマは自分が戦う意味を理解する。
あのラストシーン!!!!!
半端なく鳥肌が……!!!!
いやーーーーー、これはまた忘れられない読書体験となりました…。
500ページ近くあって、ほぼ戦場でのシーンになるので状況を理解しつつでなかなか読むのに時間がかかりましたが、セラフィマたちの運命を見守りたくて最後は明け方まで読んでました。ネムイ。
これデビュー作なの!?(2回目)
従軍した女性たちの証言集作品である『戦争は女の顔をしていない』がちょいちょいあちこちの感想に出てくるので、是非読みたいです。
更に昨年コミカライズされたのですね??
そっちも読みたいです。
短いですが、本日も最後までありがとうございましたm(_ _)m