こんにちは
村山早紀さんの『桜風堂ものがたり』と『百貨の魔法』を読みました。
今年読んだ本29、30冊目。たぶん。
『桜風堂ものがたり』は、2017年の本屋大賞第5位の作品で、
『百貨の魔法』は、2018年の本屋大賞第9位の作品であり、二つは姉妹作になります。
続編ではなく、舞台が同じというものです
『桜風堂ものがたり』を昨年読みそびれてしまっていて、せっかくなので両方借りてきて一気に読みました
まずは、『桜風堂ものがたり』を。
あらすじ
老舗百貨店内にある書店「銀河堂」で文庫の担当をしている書店員の月原一整は、大学生の時にアルバイトを始めてからもう10年勤めており、人付き合いが苦手だが本が大好きな彼は、とてもやりがいを感じながら日々働いていた。
しかし、以前から頭を抱えていたとある万引き事件により、一整は多くの人々から責められることとなり…。
傷ついた彼と、多くの書店員と、小さな町の「桜風堂書店」、それに関わる人々がもたらしていく奇跡のものがたり。
書店員になりたいーーーーと思いました
いや、日々の仕事を知って大変だなぁと感じることだらけでしたけれど。
本が好きで、それを多くの人に知って貰いたい!売りたい!!という気持ちで人々が繋がっていく様が、同じ本好きとしてもとても気持ち良かったです
万引きマジでやめて欲しい。
そして、私ももっと本屋さんで本買わねば…。
ちょっとタイトルには違和感ありましたけれど。桜風堂書店が出てくるのってなんだかんだで、だいぶ後半の方なので
そして、とてもキャラクターが多くて、エピソードもりもりだったので目線が変わりながらさくさく進んでしまっていて、もっと1人1人をしっかり描いて欲しかったなぁーーと少し勿体なく感じました。
続編があって描いてくれる前提ならばいいのですけれどね。
その後の皆との繋がりとかもっと見たかったです!是非続編をーーー!!
次に『百貨の魔法』を。
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あらすじ
創業50周年の老舗の「星野百貨店」。
多くの人の努力によって建てられ運営され愛されてきた百貨店だが、先が危ういのでは?と専ら噂されている中、エレベーターガールやドアマン、美容スタッフ、贈答品宝飾品などのフロアマネージャーなどなど、今日もお客様のために懸命に働いている。
そこに新たに「コンシェルジュ」が加わることとなり…。
また、この百貨店にいると伝えられている『魔法を使う猫』とは…!?
今回は、ファンタジー混じりの物語。
この百貨店のテナントに『桜風堂ものがたり』の「銀河堂書店」があるわけで、ちょっと懐かしい人も
これまた百貨店を愛する人々の多くのエピソードです。
自分の仕事を誇りに思えるって素晴らしいことですよね。ここで働く人々は皆生き生きしています♪
屋上遊園地いいなぁ。憧れる。
ちょっとした謎については最初からわかってしまいましたけれども
地元の小さな百貨店を思い出しました。
結婚前にその近くにあるカラオケに1人カラオケしによく行っていまして(笑)、ついでに帰りにぶらぶら立ち寄っていました。
平日の昼間だとそれはもうお客さんが少なくて、店員さんの目線が一斉にこちらを向くのがいつもドキドキしてました
専ら本屋さんにしか行かなかったのですけれどもね。あとは、物産展とか!
そこで、たまーに思いきって買った洋服は、やはりいい物で10年以上経っても今も着てますね
久々にネットで調べてフロアが変わってたりで、1人でうおーと騒いでました(笑)
今度地元に帰ったら、また行かなきゃー。今年は帰れるかなぁ。
というゆるーいレビューでいつもどうもすみません。
本からはいつも、ほっこりしたり、唸ったり、喜んだり怒ったり号泣したり、たくさんの感情を貰えて知識にもなって、最高の趣味です。
さぁもう1冊読むぞー!!
あ、そうそう。
最近愛して止まない『Dr.STONE』が今週のジャンプにてとうとう連載一周年!!はやっ!
ぶっちゃけ好きなキャラクター多いのですよね。悩むわぁ。
抽選で顕微鏡貰えたり、石化した自分が作中に載ったりするらしいです
あらやだ恥ずかしい(笑)
本日も最後まで本当にありがとうございましたm(__)m