ローカル路線バス乗り継ぎの旅、ロケが終わったんですね。
帰宅したときはただただ疲れていたのでひたすら眠りましたが、
時間が経つにつれ、本当に卒業したんだなぁってしみじみと思うようになりました。
1年くらい前までは、
長期ロケの後もすぐに仕事が入ることが多くてキツかったときもあったけれど、
今はロケの後に休みをもらっているので、
自宅で描き物の仕事をしながらのんびりしています。
この年齢で仕事をいただけるのはありがたいことです。
路線バスの旅をきっかけに仕事が増えて、
5年くらい前から地道にやっている絵の個展に足を運んでくださる方も増えました。
本当に幸せな69才だと感謝しています。
角川新書の『ひとりぼっちを笑うな』もおかげさまで13万部を突破し、
『生きるのが楽になる まいにち蛭子さん』という日めくりカレンダーまで発売されました。
俺の絵ではなく、俺がカレンダーになるなんて自分でも驚きましたが、
応援してくださるみなさんのおかげで、貴重な経験をいろいろとさせてもらいました。
ありがとうございます。
そんなことを思い出しながら、路線バスの旅からの卒業を実感しています。
いつも身体が回復するのに数日かかるのですが、この疲れも今回で終わりと思うと、なんだか淋しくなりますね。