<シネマミシュラン採点>
★1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。
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マット・ディモン主演の「グリーン・ゾーン」を観てきました。
現在紛争中のイラクを舞台にした映画です。
イラク国内を混乱させたのは、ある情報でした。
「イラクに大量破壊兵器がある」
アメリカのブッシュ大統領はイラクのフセイン体制を崩したく、
その願いを叶えるためのニセ情報だったのです。
そしてアメリカはイラクを攻撃、首都バグダッドを制圧。
その一部をグリーンゾーンとして、アメリカ軍の駐留地にしたのです。
映画はこの後のストーリーですね。
マット・ディモン率いる部隊が
情報を元に破壊兵器を探して回るのですが、
一向に兵器は出てきません。
ニセの情報なので、出てくるはずがないのです。
それでもアメリカとしてはイラクをその理由で攻撃した以上、
兵器を探させなければならないのです。
マットはおかしいと感じ、
国防総省のグレッグに疑問をぶつけるのですが…。
全編とにかく銃を撃ちまくり迫力あるのですが、
これは娯楽映画にしていいのかと思いました。
監督はポール・グリーングラス。
マット・ディモンを主役に、「ボーン・スプレマシー」
「ボーン・アルティメイタム」を創った人です。
アクションシーンには定評があり、映画創りの上手い人です。
今回のも一応アメリカのやり方を批判している風ではありますが、
やはり娯楽としてのアクションシーンに
重きを置いているように見えました。
同じイラク戦争を描いた「ハート・ロッカー」の方が、
点数を上にしたいですね。
★★★☆☆(星3つです)
でもマット・ディモンは役者として、かなり良いなーと思いました。
<5月18日・TOHOシネマズ・21時25分の回>