<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。


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「ウルフマン」を観て来ました。



主演はベニチオ・デル・トロ。私の大好きな俳優の一人です。



彼は「狼男」みたいなユニバーサル映画の、



古典ホラーが大好きだったそうです。



それでユニバーサルに「狼男」(1941年作)のリメイク制作企画を持ち込み、



主演と製作を担当したそうです。



舞台は1891年の英国。ブラックムーアという小さな田舎です。



俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、



25年ぶりで田舎に帰って来ました。



ローレンスの兄が行方不明になったと、



兄の婚約者のグレン(エミリー・ブラント)から手紙で知らされたからです。



生家はタルボット城と呼ばれる大きな家。



そこに美しいグレンと父のジョン(アンソニー・ホプキンス)が住んでいました。



父はローレンスになぜか冷たい。



そして行方不明のグレンの兄は、



無残に肉を削がれた遺体となって発見されたのでした。



ブラックムーアの村には、



満月の夜に謎の殺人鬼が出没するという伝説がありました。



そして満月の夜、



ローレンスは兄の遺留品のメダルを売った流浪人に話を聞くため、



彼らのキャンプを訪れます。



そこにやって来るんですね、ウルフマンが。



ローレンスも攻撃を受け重傷を負います。



一命は取り留めたものの、もう元の自分ではなくなってしまうのです。



そうです、ベニチア・デル・トロが狼男になってしまうのです。



狼男はスピードが速く、



人間の手や胴体、首まで一瞬のうちに千切ってしまいます。



残酷なシーンがいっぱいで、血もドカドカと流れます。



デル・トロが狼に変身するシーンも怖いくらい良くできていました。



★★★★☆(星4つです)



イギリスの暗い感じも、よく出ていました。



<5月11日・渋東シネマ・16時40分の回>