<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。


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みなさん、おはようございます。えびすよしかずです。



今週は女房の体調が思わしくなくて、



DVDミシュランとなりますこと、ご了承くださいませ。本当に申し訳ありません。



今回観たDVDは、



3月27日(土)からシネスイッチ銀座他で全国順次ロードショーされる



「やさしい嘘と贈り物」です。



タイトルからしてなにかしらホンワカしていて、毒のなさを感じますね。



監督はこれがデビュー作となる24才のニック・ファクラーという人です。



24才…若い監督ですね。



でも創った映画はお年寄り2人の恋愛モノなんですよ。



演じているのはアカデミー賞を取ったことのあるマーティン・ランドーと



エレン・バースティンです。



アメリカの小さな町でスーパーに勤めるロバート(マーティン)は、



一人暮らしで淋しい日々を過ごしていました。



ある日、仕事から帰ると、家の中に誰かが居るのです。



メアリーという、年は取っているけれど、美しい女性(エレン)でした。



この出会い、ちょっと変な気もしますが、



怒るロバートにメアリーは、



「ドアが開いていたので、あなたが倒れていないか心配で見に来たの」



と言います。



このときロバートはメアリーに一目惚れ、メアリーもロバートが好きなようで、



二人はデートの約束をするのです。



早速、ロバートはスーパーの店長にメアリーとのデートの相談をします。



店長や周りの人々は、年老いた2人の仲を優しく見守ってくれるのです。



しかし、ただ優しいだけでは終わりません。なんかヘンなんですよ。



急にサスペンス調になって、怖くなります。



観客は「この映画、なにかヘンだ」と思うかもしれません。



パンフレットには意外なラストも書いてくれているのですが、



これは知らない方がこの映画を面白く観られると思うので、



私は書きません。



ただ言えるのは、この結末がとても心温まるものだということ。



家族というのは良いものだってことでしょうか。



★★★☆☆(星3つです)



メアリーを演じるエレン・バースティンさんが特に良かったです。



<アルシネテランさんから送られてきた映画・3月18日(木)・自宅で観る>



3月27日(土)より、シネスイッチ他、全国順次ロードショー