<シネマミシュラン採点>
★1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。
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「アバター」を観ました。
3Dは疲れそうなのでフツウの字幕版で観ましたが、
それでも映像は凄かったですね。
「2012」も凄かったのですが、
こちらはファンタジー的要素もあり、夢の世界にいる感じでした。
さてアバター、ストーリーはアメリカ映画なのに、
アメリカを批判するような内容になっていました。
ラブストーリーと監督のジェーム・キャメロンは言ってますが、
これはラブストーリーではないでしょう。
戦争物だと思います。
地球から遠く離れたパンドラという星に、
地球の燃料不足の解決に撃がる鉱石(アンオブタニウム)が存在し、
その鉱石を採掘する為に地球人がパンドラへ来たのです。
しかしパンドラにはナヴィという民族が暮らしており、
様々な動物や植物が共に生きているわけです。
そこで地球人とナヴィのDNAを遺伝子操作によって合成し、
ナヴィの肉体と地球人の心を持った生物(アバター)を創ります。
そのアバターをナヴィ族の元にスパイとして送り込み、
鉱石の採掘を円滑にしようと考えている地球人ですが、これが失敗。
次は強引に採掘を開始。
ここでナヴィ族と地球人との凄惨な闘いに発展するのです。
これってアメリカという大国が小さな国の資源を奪取する為の、
小さな国への侵略と思えてしようがないのです。
そして地球の何人かが、これは間違ってると気付きナヴィ族の応援に回ります。
これもアメリカっぽいなーと思いました。
それを観ている私の思いはというと、
本当ならナヴィ側について、
悪い地球人をやっつけると思わなきゃいけないのでしょうが、
ナヴィ族の容姿が不気味な為、完全にナヴィ側の味方になれないのです。
どっちでもいいやと思う冷めた私になっていました。
★★★★☆(星4つです)
ナヴィ族も地球人と同じ容姿をしていれば5つ星だったかもしれません。
<1月3日・マイカルシネマ・9時20分の回>