<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。


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12月24日、クリスマスイブの日に六本木の映画館へ行くと、



チケット売り場にすごい列ができていてビックリしました。



しかもカップルばかりです。私はひとりだというのに…。



そうか今日はイブだから、2人で映画を観て過ごす人が多いのですね。



今日人気があった映画は「のだめカンタービレ」みたいです。



私が観たのは「フォース・カインド」怖い映画です。



狭い館内だったので、50人程の観客でもたくさん入ってるように見えました。



この映画は若い女性達が多く、



上映前はアチコチで楽しそうな話し声が聞こえました。



映画が始まっても、「キャーッ!」とか「ウフフ」とか賑わっていました。



内容は実録をベースにしたUFOモノです。



アラスカ州の町・ノームで多数の住民が行方不明となり、



さらに住民の不眠症も多発して、



その治療に心理学者のタイラー博士(実在の人物・女性)があたります。



彼女が行った催眠療法の実際の映像や音声が、スクリーンに映し出されます。



タイラー博士自身が監督のインタビューに答えるシーンがあり、



タイラーさんの顔がアップされると、



観客の中から「キャッ!」と声が出ました。



それほどタイラーさんの表情にインパクトがあったんですね。



怖がるシーンじゃないと分かり、場内にクスクスと笑い声が広がりました。



私も笑ってしまいました。



ドキュメントの部分と



再現ドラマ(ミラ・ジョヴォヴィッチがタイラー博士を演じています)で、



映画は進んでいきます。



私も2ヶ所くらいドキっとしましたが、後はフツウでした。



宇宙人が人を連れ去ったというのがタイラー博士の主張ですが、



警察は「そんなことはない」と言います。



真相は謎のまま、



観客それぞれで考えてくださいという感じで映画は終わりますが、



私は今のところ、「宇宙人はいない」って考えです。



夢がないですかね…。



★★★☆☆(星3つです)



タイラー博士が映像に出てくることで、



再現ドラマでありながら、ドキュメンタリー色の強い映画になったと思います。



<12月24日・六本木TOHOシネマズ・13時15分の回>