<シネマミシュラン採点>
★1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。
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何年かぶりでアニメ映画を観ました。
一応漫画家の私としては、
マンガとアニメって近いようで遠いような気がするのです。
まずアニメになると、絵がスッキリとして色がカラフルになります。
それがどうも馴染めないのです。
絵がキレイだから、
ストーリーもキレイで毒の抜けたハッピーエンドで終わってしまう。
そんな印象を持ってしまう訳です。
でもこの考えは、多分間違っているでしょう。
今のアニメは毒もあり、
大人が観ても充分楽しめるようになっているように思います。
それで今回は評判が良い、
「カールじいさんの空飛ぶ家」を観てきました。
平日の朝から結構お客が入っているのに驚きました。
しかもアニメというのに、おじさん、おばさんばかりです。
水曜日で割引デーだからかもしれませんが。
久しぶりのアニメ映画、最初の20分くらいは面白かったですね。
若い男女が冒険という趣味を持ち、出会い、結婚をする。
そして年を取り、奥さんが病気になります。
でも二人で冒険の夢を実現させようと貯金するのですが…。
やがて奥さんは死に、カールじいさんはひとりぼっちになります。
ここまではほとんど台詞なしで、私もジーンときてウルウルしました。
そしてカールじいさんは、奥さんと果たせなかった夢を実現させようと、
冒険の旅に出るのです。
家に無数の風船を取り付け、
目的地である南アフリカはパラダイスの滝へ家を飛ばすのです。
しかしどうもここからがあまり面白くない。
スリル・スピード・アクションはあるものの、フツウの物語なのです。
ちょっと残念です。
★★★☆☆(星3つです)
前半1/3は本当に良かったのですが…。
<12月9日・新所沢レッツシネパーク・10時20分の回>