<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。


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漫画家の福本伸行さんとは、



出版社主催の漫画家麻雀大会やTV番組の競馬場ロケで



何度かお目にかかりました。



麻雀大会では福本さんは決勝戦に進み、私は予選落ち。



競馬では福本さんは馬券を当て、10万円ほど手にしましたが、



私はすっからかんになりました。



私も福本さんに負けないくらいギャンブル好きですが、



どうも弱いようです。



という訳で、今回は福本さん原作の「カイジ」を観てきました。



借金だらけで身動きの取れない人達を集め、ゲームをさせ、



勝った者は借金棒引きの上、いくらかのお金を手にすることができます。



しかし負ければ、現状よりヒドい状況に陥るのです。



映画の中では3種類のゲームが進行されます。



「限定ジャンケン」、「鉄骨渡り」、「Eカード」。



カイジ(藤原竜也)がこれらのゲームに挑戦します。



どうやって勝ち残っていくかは、



相手の心理を読む知力と場にのまれない度胸がいるとはいえ、



物語は現実離れしています。



殺人ゲームが行なわれているのに警察は来ないし、



主催者側がこのゲームを催して何の利益があるのか分かりません。



ただ2時間10分という長さなのに、意外と早く終わったなと思いました。



全く退屈しないのです。



それは登場人物の誰もが(悪役も弱者も)、



真剣にゲームに取り組んでいるからに違いありません。



弱者がゲームに勝ったからといって、



主催者側がその勝ちをナシにすることはないし、



勝てばキチンと賞金が支払われます。



但し、利息とかお金の計算はきっちりしていて、



「利息高すぎだろ!」とツッコみを入れたくなりますが、



それも真剣なゲームの一部だと考えましょう。



★★★★☆(星4つです)



どのゲームも面白いし、ドキドキハラハラワクワクします。



映画の中のようなゲームに参加しろと言われたら、



それはイヤですがw



<10月19日・ユナイテッドシネマ豊洲・15時45分の回>