<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。


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予告編やテレビCMで何度も見た



「ワイルドスピードMAX」を観てきました。



この映画、シリーズ4作目らしいのですが、私は初めてでした。



冒頭のシーン、石油を積んだタンクローリー車から



石油を奪うドミニク(ヴィン・ディーゼル)達。



このカーアクションは、迫力あって凄かったです。



全編カーアクションと言っても過言ではなくくらいですが、



その中でもこの最初のシーンが一番凄くて、



カースタントマンも命がけだったと思われます。



このシーンで「これは面白い!」と思ったのですが、



話が進むにつれて、どうしても疑問が残ります。



石油を奪ったところで、どれほどのお金になるのだろう?



命がけでやるほどの大金が得られるのかと考えました。



警察に追われ、恋人を殺されたドミニクは、



復讐のため、麻薬組織に近づこうとします。



そこで麻薬運び屋の運転手のテストを受けることに。



一方、警察のブライアン(ポール・ウォーカー)も同じテストを受けます。



そして2人が街中を車で競争するのですが…。



ストーリーはカーアクションありきで、適当に作っている気がしました。



いつのまにかこの強盗と警察が一緒になって



麻薬組織をやっつけるという話になっていくのですが、



それに至る理由付けが明確でないままで、私はありえないなーと思いました。



でももしかすると、1・2・3を観ていれば、



その話への流れに納得できるのかもしれません。



車が好きな人は、多数の車種が登場して面白いと思いますが、



やっぱりカーアクションだけでは、途中から退屈してしまいます。



説得力あるストーリーがあってこそ、アクションも活きるはずですから。



★★☆☆☆(星2つです)



この手の映画は、



車好きな人とそうでない人の意見が分かれそうな気がします。



<9月12日・平和島シネマサンシャイン・9時20分の回>