<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。


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予告編を観て、『ちょっと面白そうだな』と思って、



「G.I.ジョー」を観に行きました。



ジーアイジョーとは、1964年に発売されたアクションフィギュアで、



それがTVアニメとなり、子供達の間で大人気になったそうです。



そして今回、「トランスフォーマー」と同じように映画化されました。



この映画のストーリーは、戦いに終始します。



NATOの資金で開発された、



ガン細胞を破壊する分子サイズの微小なマシン「ナノマイト」。



そのナノマイトがどんな金属をも侵食して破壊するので、



武器商人のデストロにより、兵器として悪用されてしまいます。



そしてナノマイトを巡り、デストロ組のテロ組織「コブラ」と、



NATO組のG.I..ジョーチームが、戦いを繰り広げるのです。



ほとんどCGに頼ったアクションで、見た目にはスゴいなー!と感じますが、



ストーリーの薄さもあって、途中で飽きてきちゃうのです。



一番の見せ場は、パリのエッフェル塔が壊れて倒れるシーンです。



CGとはいえ、よく出来ていて、見応えがありました。



あと、笑えたのは日本のシーンです。



韓国の俳優イ・ビョンホンが出演していますが、



彼演じるストームシャドー・幼少時代のエピソードで、



日本の居酒屋でのカンフー合戦。



舞台は日本なのに、なぜカンフー?



しかも中国人の師匠の前で、アメリカ人と韓国人の子供が闘っています。



ここは日本じゃないのかと、ツッコみを入れたくなる場面です。



★★☆☆☆(星2つです)



映画はずいぶんお金をかけて創っていると思いますが、



CGアクションは、



前回観た「コネクテッド」のCGなしアクションの臨場感や迫力に



負けてしまうということです。



 <8月8日・TOHOシネマズ・13時30分の回>