<シネマミシュラン採点>

1つは、退屈でついてゆけない。
★★2つは、何とか観たけど面白くなかった。
★★★3つは、普通に観られてまぁまぁである。
★★★★4つは、とても面白い、ぜひ皆さんにもおすすめしたい。
★★★★★5つは最高で、こんな素晴らしい映画は観たことない、大感激。

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「いけちゃんとぼく」を観た。



今、ちょっと流行っている漫画家、西原理恵子さんの原作である。



昔は漫画家麻雀大会で私もよく会っていたが、最近は10年ほど会ってない。



雑誌の麻雀大会そのものが、あまり行なわれていないせいもある。



映画は泣けるとの評判が立っているが、



果たして西原さんが人を感動させて泣かせるような物を書くかな?



という疑問がある。



実物の西原さんは、人を攻撃して泣かせるタイプだからね。



(私が表面しか知らないのかもしれないが)



物語は小学生のぼくが、



いけちゃんという幽霊みたいな人生案内人の助けを借り、



大人に成長していくというものである。



子供が主人公の映画にしては殴るシーンがたくさんあって、



それも棒で突いたり、思いっきりボコボコにされる。



“あれじゃ死んじゃうでしょう”と思ってしまうほどの暴力なんですよね。



「おいおい、それ以上やったら死んじゃうよ!やめろって!」と、



ツッコミを入れたくなってしまうじゃないか。



石を頭に投げられたり、



野球のボールで同じく、わざとデッドボールで頭にぶつけられたり、



結構キツい。



それでも泣かずに踏ん張り良い大人に成長するという



不思議な感じの映画だったなー。



それと少し教育的なところもあったりと…。



でもこれ、家族で観に行くのはどうかな?



いじめられっこが観ると、



勇気が湧くというより、恥ずかしい気になるかもしれない。



★★★☆☆(星3つです)



ということで辛口になりますが、(映画は)原作と多分違うんだろうなぁ。