GJ!田母神! | ebisuminato

GJ!田母神!

田母神さんが最後の記者会見をした。
内容は産経さんがアップしている、以下の通り。

<引用開始>
 このほど自衛隊を退職するにあたって一言所感を申し上げます。私は10月31日付で航空幕僚長を解任され、11月3日付で自衛官の身分を失うことになり ました。自衛隊に勤務して37年7カ月、防衛大学校から数えれば通算41年7カ月になります。自衛隊関係者や国民の皆様方の支えがあって今日まで勤め上げ ることができました。感謝に堪えません、誠にありがとうございました。
 解任の理由は、私が民間の懸賞論文に応募したその内容が「政府見解と異なって不適切 である」というものでした。しかし、私は国家国民のためという信念に従って書いたもので、自ら辞表の提出は致しておりません。その結果、解任という事態と なりましたことは自衛隊とともに歩んでまいりました私にとりまして断腸の思いであります。もとより私にとって今回のことが政治に利用されるのは本意ではあ りません。また、航空自衛官、ひいては自衛隊全体の名誉が汚されることを何よりも心配致しております。
 私は常々、「志は高く熱く燃える」ということを指導してまいりました。志が高いということは自分のことよりも国家や国民のことを優先するというこ とです。熱く燃えるということは、任務遂行にあたりいかなる困難に突き当たろうとも決してあきらめないということです。
 論文に書きましたように、日本は古 い歴史と優れた伝統を持つすばらしい国家です。決して「侵略国家」ではありません。しかし、戦後教育による「侵略国家」という呪縛(じゆばく)が国民の自 信を喪失させるとともに、自衛隊の士気を低下させ、従って国家安全保障体制を損ねております。

 日本の自衛隊ほどシビリアンコントロール (文民統制)が徹底している「軍隊」は世界にありません。私の解任で、自衛官の発言が困難になったり、議論が収縮したりするのではなく、むしろこれを契機 に歴史認識と国家・国防のあり方について率直で活発な議論が巻き起こることを日本のために心から願っております。

<引用終了>


なるほど、確信犯だったことがよくわかる。

確かに、あの論文の内容はかなりトンデモだった。

確かに、陰謀史観に凝り固まってた。

確かに、こんなおじさんが空自トップにすわっている方が、論文の中身よりコワい気がした。

それでもなお、このおじさんはなんとなく憎めない。


必要なのは自由な論議だ。

確かに、このおじさんの論議の立て方はいかにも不味いし、不器用だ。

政府が更迭しても仕方ないほど、不味かった。

しかし、よく考えよう。

死ぬのは彼らだ。

私たちのかわりに、死ぬのは彼らだ。

集団的自衛権や武器使用基準が曖昧だったツケは必ず彼らが支払う。

そう、彼らは死ななければならないのだ。

そうした人たちに対する扱いを、我々は、戦争前同様、誤っていないだろうか。

誤解しないでほしいが、私は軍国主義者ではない。

戦争前、日本人は政治に対する軍隊の暴走を許した。

よく言えば「死ぬのは俺たちだ」という迫力、悪く言えば、武器を持った彼らの迫力に、抗しきれなかった。

戦後、日本人は、そうした彼らの迫力を、「存在しないモノ」として扱ってきた。

自衛隊員が、住民票の受理さえしてもらえない地域さえあった。

戦前と戦後の軍人への扱い。全く違うようだが、この二つは同じことだ。

それは、市民が、彼らとまっすぐ向き合おうとしてこなかったことだ。

戦前と戦後、いったい何が変わったというのか。


こんな軍国主義の空将がいまだにいるんだ、とを批判するのはたやすい。

こんな空将がいまだにいることの、責任を戦後の日本人は考えるべきだ。

田母神さん、ありがとう。

あなたのはちゃめちゃのおかげで、ようやく、日本人は軍人と向き合って話せるチャンスがめぐってきた。

しっかり国会で持論を話せよ!