イキガミでイク・・
仕事が忙しいんだが、煮詰まってしまったので映画を見に行った。
前日にネットで予約したんだが、疲労でつかれていたせいか、「おくりびと」のつもりが「イキガミ」 をクリックしてしまった(笑)
とはいえ、スピリッツ(だったよな)で連載していたものの映画化。星新一の盗作騒動があるとか聞いていたが、いや、結構、良かった。というか、この手の話がわりと好きなんだよね。「未来世紀ブラジル」 みたいな感じかな。
そりゃ日本映画特有のチープさがあったけど、成海璃子ちゃんの出てきたパートが良かったな~
山田孝之の掛け合いもいいかんじだし、「課長」役の笹野高史もスキな俳優なんである。
ストーリーは・・
「国家繁栄維持法」。この法律は国民に「
生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは「逝紙(いきがみ)」と呼ばれる死亡予告証である。 およそ1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。
というおそろしげなもの。
国民を支配する国家が登場し、右派政党のコピーが「美しい国」とか「教育改革」というかんじで、何ともはや消化器系が弱かったアノ元首相を思い起こしちゃう。まぁ製作のTBSの元首相への意趣返しという感じもほのかにしたりして。
ただ、ちと気になったのは、犠牲になるのが若いヒトたちオンリーということだ。
18~24歳の一定割合の若人が「お国」のために死ぬことで、社会に緊張感を生むという設定だった。
確かに社会が制度として強制しているわけではない。
が、先行世代から「ロスジェネ」とか言われ、90年代に辛酸をなめたわが周辺の人々からすれば、団塊おじさんの雇用の維持=「お国」のため、非正規雇用でわりを食ってきたのも、まぁ一種の「逝紙」だったんじゃなかろうか。
若い頃はイキガミ制度に反対運動をしていながら、いまは、制度の犬となってしまった女性政治家(風吹ジュンが結構はまっていた)もなんとなく、かつての新左翼転向組をほうふつとさせるのでした。町村とかね。
そういう意味で、まぁこれは盗作なのかもしれないが、星新一の書いた時期と比べ、時代や社会の読み解き方がすこーし違っているのかもしれないな、と思うのでした。
以下、星新一公式サイトの盗作問題のリンクをはっておきます。盗作された方の作品もいまなら読めますよ~
漫画「イキガミ」について 星マリナ
あと、主役の松田翔太クン、いまいちだなぁ。
お父さんの迫力を思い出すにつけ、ぐあんばってほしいなぁ・・・
前日にネットで予約したんだが、疲労でつかれていたせいか、「おくりびと」のつもりが「イキガミ」 をクリックしてしまった(笑)
とはいえ、スピリッツ(だったよな)で連載していたものの映画化。星新一の盗作騒動があるとか聞いていたが、いや、結構、良かった。というか、この手の話がわりと好きなんだよね。「未来世紀ブラジル」 みたいな感じかな。
そりゃ日本映画特有のチープさがあったけど、成海璃子ちゃんの出てきたパートが良かったな~
山田孝之の掛け合いもいいかんじだし、「課長」役の笹野高史もスキな俳優なんである。
ストーリーは・・
「国家繁栄維持法」。この法律は国民に「
生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは「逝紙(いきがみ)」と呼ばれる死亡予告証である。 およそ1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。
というおそろしげなもの。
国民を支配する国家が登場し、右派政党のコピーが「美しい国」とか「教育改革」というかんじで、何ともはや消化器系が弱かったアノ元首相を思い起こしちゃう。まぁ製作のTBSの元首相への意趣返しという感じもほのかにしたりして。
ただ、ちと気になったのは、犠牲になるのが若いヒトたちオンリーということだ。
18~24歳の一定割合の若人が「お国」のために死ぬことで、社会に緊張感を生むという設定だった。
確かに社会が制度として強制しているわけではない。
が、先行世代から「ロスジェネ」とか言われ、90年代に辛酸をなめたわが周辺の人々からすれば、団塊おじさんの雇用の維持=「お国」のため、非正規雇用でわりを食ってきたのも、まぁ一種の「逝紙」だったんじゃなかろうか。
若い頃はイキガミ制度に反対運動をしていながら、いまは、制度の犬となってしまった女性政治家(風吹ジュンが結構はまっていた)もなんとなく、かつての新左翼転向組をほうふつとさせるのでした。町村とかね。
そういう意味で、まぁこれは盗作なのかもしれないが、星新一の書いた時期と比べ、時代や社会の読み解き方がすこーし違っているのかもしれないな、と思うのでした。
以下、星新一公式サイトの盗作問題のリンクをはっておきます。盗作された方の作品もいまなら読めますよ~
漫画「イキガミ」について 星マリナ
あと、主役の松田翔太クン、いまいちだなぁ。
お父さんの迫力を思い出すにつけ、ぐあんばってほしいなぁ・・・