Asrielの解散ライブを無事終える事が出来ました。

ご来場の皆様、そして会場には参加出来なくても応援してくださった皆様、ありがとうございました。

解散の話を聞いてから最後のライブまでの数ヶ月間、ホントあっという間だったなと思います。

最初、解散を知った時、僕は声をあげて泣きました。
それは悲しいとかじゃなくて悔しかったから。
理由は詳しくは書かないけれど、とにかく悔しかった。
最後のライブも本当は参加しないつもりでした。
ショックがデカすぎて、とてもギターを弾ける精神状態になれなかったしね。

だけど、メンバーの存在と応援してくださったお客さんの存在があったから頑張ることができました。

支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
終わってしまってホント悲しいね。

ただ、解散をきっかけに僕の中で色々な事が動き出しました。

一つは北海道に活動拠点を移すこと。
もう一つはSEPIA YOUTHと言う、新たな活動場所が出来たこと。
そして海外に活動の場所を広げること。

2年前にお盆で北海道に帰省した際、活動をバックアップしてくださる方が現れて。
実はその時にも北海道に戻ってこないかと言う話がありました。
ただ、その時はAsrielでの活動もあったので断ったのだけど、今回、Asrielの解散を聞いた4日後に、偶然その方が用事で東京に来て。
そして、僕と会うなり「北海道に戻る時は今だ」みたいな事をいきなり言うわけ(笑)
まだAsrielの解散の話もしていないのに。
でも、その時「あぁ、そう言うレールが敷かれているならば、逆らわずに従ってみよう」と始めて素直に思いました。

長年いた東京から離れると決めた時、やり残した事は何だろうと思いました。

当初、僕は4人編成の女性ボーカルのバンドを組みたいと思い、上京してきました。
音楽を始めるきっかけや影響を受けたバンドがLINDBERGやPERSONZで、女性ボーカルのバンドが多かったので。

でも、メンバー探しがうまくいかず、結局自分で歌う事になったわけで。
当時、メンバー募集の張り紙を見て連絡があった人と初めて会う事になったのだけど。

そこに現れたのはお相撲さんみたいな人で(笑)

人間見た目じゃないと言うけれど、ゴスペルやるならともかく、俺がやりたいのはロックだしなぁと。

そんなこんなが色々あって、女性ボーカルのバンドで自分の曲を演奏するって夢はそっと閉まったままでしたが、やり残した事を考えた時に真っ先に浮かんだのがこの事でした。
それにエレキ弾く場所がほしかったしね。

そんな時に現れたのが城所葵さん。

葵さんとは数年前のAsrielのライブで一度お会いして、その時は挨拶したぐらいで。
去年の下北沢で行われたライブで対バンした時も、特にこれと言ってそんなに話もしなかったのですが。

その頃葵さんは葵さんで、ご自身のワンマンライブに向けてストリートをしたいのだけど、どうすれば良いか悩んでいたようで。
僕はストリートは以前は結構やっていたので、先輩のミュージシャンの方から「一度、ストリートに一緒に出てほしい」とのご要望があって。

その時あたりから「歌ってもらいたいな」と思い始めました。

僕の曲を歌ってもらいたいと話をした時には、北海道に拠点を移す事も全てお伝えして。
そう言う状況の中でSEPIA YOUTHは結成されました。

葵さんはご自身の活動があるし、僕もラップ奏法の活動があるので、M3等で音源を作るとか、そう言う活動がメインにはなるけれど、いずれはライブもやりたい。
まだ音源を聴いた事がない方は、ぜひチェックしてください。





海外で演奏しようと思ったのはホントここ最近の話。
知り合いのドラムの子が海外でストリートしに行って、その話を色々聞いて。
「えびすやさんも絶対やるべきです!!」と力強く言うもんだから、じゃあ行ってみようかなと。
今まで、色々な人から海外でやった方が良いと言われたのだけど、なーんか怖いイメージしかなくて。
何度か「行ってみようかなぁ」と思ったことはあっても、すぐに「やっぱり良いやぁ」ってなってたんだけど。
英語もしゃべれないし、お金の計算とかもわからないし、海外に一度も行ったことないにもかかわらず、いきなり4週間ぐらい滞在しようかと(笑)

解散は悲しいけれど、心に空いた穴を埋めるべく、前に前に活動を展開していかなきゃいけないと思っている。じゃないと辛いもんね。

6月27日の葵さんとの2マンライブはぜひ観にいらしてほしいな。
M3等で東京に足を運ぶことはあってもね、今後は東京でライブすること自体が大変になってくると思うし。

北海道での活動が軌道にのれば、東京にも拠点を置きたいな。
東京の生活に疲れて・・・とかそんなのじゃないからね。
むしろ東京は大好きです。

これからはギター片手に色々な世界を見て生きて行こうと思います。