LINDBERGのライブに行って来た。

直接観るのは今回で2回目。
1回目の時は解散コンサートでした。
東京ではチケット取れなかったので、帰省のタイミングと合わせて北海道で観ました。
今回は知り合いの方を経由してチケットを手配頂いたので、二階席の最前列で観る事が出来ました。





LINDBERGとの出会いは日記でも何度か記載した事があるけれど、小学校5年生の夏休みの時。
姉が従兄弟のお兄さんからLINDBERGIIIのテープをもらって、僕もそれを聴かせてもらったのが始まり。
「この世にこんなにカッコイイ曲があるのか」と衝撃的でした。
それ以来、テープを何度も繰り返し聴いて過ごす日々。
だから、LINDBERGと出逢ってなければギターを弾いていなかったかもしれない。
高校の時にやった文化祭バンドでもLITTLE WINGをやったしね。

LINDBERGの曲は改めて思うのが、実際弾いてみるとビート感を出すのが難しい。
ギターソロもフレーズ的に僕には難しくて、今でもあんまり弾けません(笑)
でも、バンドスコアを買って、当時のえびすや君は一生懸命練習してたわけですね。
CDに合わせて、鏡の前でポーズ付けながらとか(笑)
今思うと、まぁ何て可愛らしいのでしょうって思うけど、大人になってからもあんま変わってないなぁ(笑)

昨日のライブでは渡瀬マキさんのMCが特に心に残りました。

去年、ご自身の体調がよろしくなくてどん底な状態だったとの事でしたが(ライブでは「ずんどこ」と言って笑わせてた・笑)逆にそれがあったからLINDBERGの再結成を思い立ったとの事でした。

言葉一字一句をそのままは書けないけれど

「今、この会場に仕事がうまくいっていないとか、会社の上司とおりが合わないとか、辛い状況の中にある人もいると思うけれど、いつか『全ての事に意味がある』と思い返す事が出来る日が来る」

そして

「大丈夫だから」

と繰り返しおっしゃっていました。

かつて、渡瀬マキさんは雑誌やビデオで「夢をあきらめるな」と語り、多くの方を勇気づけてくれましたが、今回のライブのこの言葉。
今、こうして日記に書いているだけでも涙が出る。

LITTLE WINGの歌詞にこのフレーズがある。

「夢見る重さに負けちゃいけない 傷つく勇気を忘れちゃだめさ」

言葉の持つ力、そして音楽の持つ力をスゴく感じました。
「LITTLE WING」や「Over The Top」はもう嗚咽でしたよ(笑)

月日は流れ、物事は色々変わって行くけれど、色あせず変わらない物もあるんだなぁ。