切るフェイスリフト専門クリニック 恵比寿美容外科
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こんにちは
恵比寿美容外科の院長、柳田と申します
切開リフト手術の専門クリニックとして頑張っています
切開リフトの弱点やデメリット、それは以下のように大別できると思います
①.効果について万全とは言えないこと
②.ケロイドのリスク
③.感染のリスク
④.それ以外
今回は ④.それ以外 の8以降の続きになります
1.出血が止まらない
2.キズが開いた
3.薬の副作用、アレルギー
4.神経損傷のリスク
5.思ったより腫れた
6.思ったより痛かった
7.目が吊り上がった
8.糸が出て来た
9.感覚が鈍くなっている
10.もみあげが耳に近づいた
11.毛が生えにくくなった
12.耳が変形した(耳珠、耳垂)
13.耳たぶが離れた感じになっている
14.左右差
8.糸が出て来た
施術の際にはキズの幅が広くならないよう、皮膚の下で溶けない糸で縫合してあります
人の体は異物を排出しようとする機能があり、その機能が強く働くと術後時間が経ってから糸が出て来てしまうことがあります
この場合は糸を除去しても効果に影響はありません
そのまま様子を見て自然に取れたとか、自分で取ったなどという方もいらっしゃいますが、当院にお越し頂ければ大体の場合はすぐに除去することが出来ます
9.感覚が鈍くなっている
皮下の神経は、血管のように太いものから徐々に細く枝分かれして、体のあらゆるところまで張り巡らされています
そのため皮膚を切れば当然その下にある神経も必ず切れます
または皮膚を剥離することで、そこにある神経もダメージを受けます
皮下の神経は徐々に回復しますので、大体はあまり意識せずに比較的早く感覚が戻るのですが、ある程度太さのある神経が切れた場合はキズの周りを触ったときに感覚が鈍いと感じてしまうことがあります
この場合、多くの方は1~2年くらいで徐々に改善していきます
10.もみあげが耳に近づいた
トータルフェイスリフトの場合、耳のすぐ前の皮膚を引っ張って、取り除きます
大体目標として指の幅1本分を取るようにしていますので、そうするともみあげが耳に近づいてしまうことがあります
あまり意識したことがないかも知れませんが、もみあげって、とても個体差があるんです
長さや幅、位置など
始めっからほとんどない場合もあれば、しっかり下まで幅広く存在しているものもあります
そのためあまり違いを意識されることもなく、もみあげの位置であまり指摘されるようなことはほとんどないみたいです
ただ、結構自分のもみあげを意識している方がいらっしゃるのも事実で、気になる場合は事前にご確認頂ければと思います
11.毛が生えにくくなった
マイクロリフトの場合、キズの半分は髪の毛の中になります。
髪の毛の中にキズがあるとキズは目立たなくて良いのですが、その部分は何ミリかの幅で毛が生えにくくなることがあります
通常は周りの髪でカバーされるのであまり目立ちませんが、かき分けたりしたときには見えてしまうことがあります
12.耳が変形した(耳珠、耳垂)
当院ではSuperExtraという名前でやっているのですが、トータルフェイスリフトで通常よりもより目立たない耳のふちで切るオプションがあります
(こちら↓のページの図をご参照下さい)
キズがかなり目立たなくなるので大変お勧めなオプションなのですが、1つ弱点があります
耳珠の部分(耳の穴のすぐ前にある突起)が引っ張られて沈んでしまい、低くなってしまうことが時々あります
こちらもあまり気にならないという方がほとんどですが、人によってはイヤホンが取れやすくなったとかいうこともあるようです
また、切開リフトは耳の周りを切りますので、例えば耳たぶが下に引っ張られたりとか、耳の角度が変わってしまったりとか、変形を感じることはどうしてもあるかも知れません
当院でもかなり気を付けて工夫をして施術を行っておりますが、何年かに1度はそのように感じてしまう方がいらっしゃいます
13.耳たぶが離れた感じになっている
Cプランなど、フェイスリフトあごの手術では耳たぶの前から後ろにグルっと皮膚を切っていきます
上の方に引き上げて、皮膚のたるみを切り取って、それからまたきれいに縫っていきます
耳たぶの部分も一番下、前、後ろと何ヶ所も糸で縫って、しっかりくっついた状態で手術は終わりになります
それなのに
耳たぶの下の端っこが裂けてしまったように、顔から離れているという方が時々いらっしゃいます
写真を送ってもらうと、確かに離れてしまっています
あんなに気を付けて、意識して多めに縫っているのに不思議です
ただ、これも不思議なことにほとんどの方は一時的で、時間の経過とともに徐々にくっついて、治ることが多いです
様子を見て頂いて、それでも気になる場合は修正手術をすることも可能です
14.左右差
フェイスリフトの施術後に、左右差が出てしまった。
十分あり得そうなことですが、今までこれを強く訴えてこられた方はあまり記憶にありません
誰しも元々の左右差はありますので、許容されるのでしょうか
もちろん左右大体同じように引っ張っていきますので、理論的にも術後に特に左右差が出るということはないと思います
術前からある左右差が気になって、修正してほしいという方も時々いらっしゃいます
ある程度、片側を気持ち強めに引っ張るようなことはできますが、それほどしっかり改善するようなことはなさそうです
かなりたくさん書いたつもりですが、いかがでしょうか
私の20年以上の経験から、考えられる切開リフトの弱点を挙げてみました
これから検討する方も、術後の方も、どうぞ参考にして頂ければと思います
切開リフト手術専門クリニック
恵比寿美容外科 院長 柳田徹
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