切るフェイスリフト専門クリニック 恵比寿美容外科
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こんにちは
恵比寿美容外科の院長、柳田と申します
切開リフト手術の専門クリニックとして頑張っています
続きになります
切開リフトの弱点やデメリット、それは以下のように大別できると思います
1.効果について万全とは言えないこと
2.ケロイドのリスク
3.感染のリスク
4.それ以外
今回は3.感染のリスクについて説明させて頂きたいと思います
切開フェイスリフトは、言うまでもなく、顔を切って縫うという手術です
顔は生物にとって大事な部分です
一般的に生物の大事な部分は血流が豊富です
血流が豊富というのは切ると血が出やすいということです
顔や頭にケガをして出血すると、腕や足のケガ以上に大量に血が出てきて、慌てた経験があるかも知れません
それはもしケガをした場合に赤という目立つ色の液体が出てアピールして、目で見て危険だと教えるために神様が決めたものだと思います
血流が豊富ということでのメリットもあります
一般的に血流が豊富だとキズが治りやすく、感染も起こしにくいと言われています
顔の手術でも感染は起こりにくいと言われていますが、やはり切って縫うという手術である以上、手術としての一般的な合併症である感染はどうしてもあり得るものです
もちろん十分に消毒をして、滅菌して、考えられる対策は行っていますが、それでも切開リフトで感染は起こってしまいます
感染のリスクは一般的に2%、50人に1人といわれています
前回のケロイドのリスクと同じくらいですね
感染の原因として多いと考えられるのは、術後に内出血が溜まるとそこにバイ菌がついて増殖してしまうことです。
そこにバイ菌がついたから ではなく、血流が多いとバイ菌があっても溜まりにくいのですが、その機能で抑えられる量よりも内出血の量が多いと感染を起こしやすいと考えられます。
内出血が少しでも少なくなるよう、手術中にはしっかりと止血をしています。
ただ、手術中は麻酔が効いているので、血管が細く引き締まった状態になっています。
大体術後2時間くらいで麻酔が切れ始めるので、そうすると今まで引き締まっていた血管が元の太さに緩んできて、出血し始めることがあるんです。
それが感染の原因の1つと考えられます。
感染を起こすと明らかに痛みが出てきて、キズの周りが赤くなって腫れて(膨らんで)、膿が出てきます
感染の膿というのは白濁の臭いドロドロとした液体で、黄色いサラサラの浸出液とは異なります
感染の兆候としては、術後に比較的順調に腫れや痛みが落ち着いてきたのが急に片側だけ明らかに痛みが増えた、腫れてきた、赤くなってきたというパターンが多いです
このような場合は遠慮せず当院に連絡して下さい。
出来ればメールでキズの写真を添付して頂くと判断がつきやすいです。
大体術後5日前後~2週間以内くらいに起こることが多いと思います
治療法としては膿を押し出すことです
ご自身で考えて治療された医療センス抜群の方もいらっしゃいましたが、通常自分で治すことは難しく、数日おきに通院が必要になります
恵比寿のお近くにお住まいの方でしたら通院は可能かもしれませんが、国内遠方から、もしくは海外からお越し頂いた方の場合はお近くで治療してくれるところを探すか、ご足労をおかけするか、なんとか自分で排膿してみるかになります
基本的に当院では圧迫バンドは不要となっていますが、感染を起こした場合はバンドが有効です。
感染予防のためにあらかじめバンドをしておくことももちろん有効だと思います。
今までの経験から言うと排膿がしっかりできれば大体は2週間以内くらいに治ることが多いです
治った後は通常の経過になり、感染のせいでキズが目立って残ってしまったという方は少ないと思います
手術を検討する場合、大体98%は大丈夫なのですが、どうしても感染を起こすリスクはありうるということは知って頂いた方が良いでしょう。
切開リフト手術専門クリニック
恵比寿美容外科 院長 柳田徹
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