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『創造とは1%のインスプレーション(ひらめき)とパースピレーション(努力)』とはニュートンの言葉です。

 そのくらい創造とは難しいものなのでしょう。

 私もそう思います。問題を前に自動的に時間は過ぎていくがなかなか創造的な解決方法はみつかりません。そして一般的にはやるべきことより出来ることを優先にしてしまう。

 しかし実は先ずはやらないといけない事を実行することで道が開けてくるような気がします。それが何かを考える。そして実行。その繰り返しの中に何か見えてきませんか?

 さて皆さんにとってやらなくてはならないことは何でしょう?
 住宅生産性研究会のイギリス、ドイツ視察の報告会に参加してきました。その中で再確認したことの中にドイツのフライブルグではロシアのチェルノブイリ事故を景気に街のエネルギー政策を転換し成功した事例があることです。

 確かにフライブルグの街づくりは歩いて暮らせる街、ゼロエネルギーに対する取り組みとも姿勢がすばらしいと思います。その街で感じたことは人間の生活に対する満足イコール街の近代化とはならないということでした。

 また教会を中心としたコミュニティ形成も今では教会の役割もその建物を中心となっていてその精神性の面は薄れているようです。この部分は世界共通でキリスト教という宗教が威力を失ったということかもしれません。

 絵画が写真に取って代わると同時にキリストの精神性も過去となりつつあるようです。その意味では街の景観は維持されつつもその文化の底流は明らかに変化しているのです。それは必然なのかも知れません。

 世の中で人間が住める環境で手を加えずに長い歴史に耐えうる環境はないのかもしれません。残っている自然なもののように見えるものは実はしっかりと人間の手で維持管理がされている場合がほとんどのようです。いくつかの本を読んだ中でも数千年の歴史ではそうでした。

 そう考えると私達の住む街も政策の転換や手をいい方向性で加えていくと変わることが出来ると思います。大切なことは問題を深く深く掘り下げそこから課題を見つけて修正していくことでしょうか。

 
 スペインのアブハンブラ宮殿はイスラム文化の影響を建築にふんだんに取り入れた宮殿です。確かに建築の視点でみてもアーチは水の自然な上昇と落下を再現した角度で造られていたり水辺に写る宮殿は安心とスケールの大きさを再現しているようにも感じます。窓を絵の額縁に見立てた構成はそこから観る景色の美しさの証明なのでしょう。

 それぞれの時代で宗教が文化にいい面で大きく影響を与えた時代の象徴ではないでしょうか?その意味では現代は科学が宗教になってしまった時代でもありますね。その科学も混迷を深め進む方向性を失っているようにも見えます。

 世界の遺産、芸術に触れる事で失ったその人間性を取り戻す作業、そしてそれを紹介し啓蒙する作業は正に現代から未来への水先案内人のような気がします。

しかし世界共通の課題として経済の崩壊とあわせてその文化の継承も崩壊し始めているような気がします。混沌とした時代にそこから新しい芽を出す、それが歴史だということを信じたいものです。

 アブハンブラ宮殿はとても美しい宮殿でしたが私はスペインの白い街並みを作った当時の市長さんに敬意を表したい気分です。
      『そうだ!街全体を白くしよう!そして観光で町おこしをするぞ!』
 お昼にファミレスでランチをとっていたら隣の席の主婦が大きな声で話をしていたので聞こえてきた。
       『日本人らしいよね~~』
その内容は聞いていなかったのですがその言葉を聞いたときにふとこの人ってどのくらい外国の人をしっているのだろう??と思ってしまった。


 いじめの問題では自殺してしまった被害者の少年、加害者の少年その保護者がいて事実関係はまだわからないが加害者の少年が深く深く反省してくれる事を先ずは願いたいと思います。それを促す側の加害者の親にもお願いしたいと思います。しかし学校関係者のニュースに出てくるコメントがその事実を判らなくしているようで不甲斐なく思ってしまうのは私だけでしょうか?大人は真剣に考えないといけない。善悪の基準をしっかりと教えなくては再び起きてしまう事件です。

 この事件のようなまた一部の政治家がよく口にする曖昧な言い回しは日本人特有のものと私は感じます。日本、海外の小説を読み比べてみるとわかるような気がします。物事、走れメロスのようなシンプルさがいいと思うのですが・・・。
限られたパイの中で成り立たせる技術?これが今後日本を成り立たせるキーワードだと思います。

成長の時代から安定市場に入った日本でこの問題を履き違えて成長イコール規模の拡大としてしまうとより一層世界との競争に負けてチャンスを失う事になる日本。

規模の拡大から成長の競争の時代へ。薄利多売の競争から質の追求そしてその質を磨き上げる、それは同じものでも数の競争から中身をどうやって掘り下げていけるのかという問題でもあります。

この問題は物だけではなく今問題となっている教育などのソフト面にも共通なんだと思います。問題をさらりと流し処理することで幕を引こうとする。

みんなわかっているけれどもそうも言っていられないというのが現実かもしれません。しかしその姿勢では何も変わらずそして信頼を裏切ることになる。

現代はその大切な部分を守るキーマンが必要な次代なんだと思います。そのキーマンこそが現代のヒーローになる。すばらしい人材がたくさんいるこの国でそのサラブレッド達の進むベクトルを示せる人です。

歴史をみてもそのような人はけっしてかっこよくスーツで決めている人であるとは限りません。

時代がそのような人に光を当て輝かせていく、それが歴史のようです。

もっともっと世界を見て世界と比較して世界基準で考えていかないとならない時代です。日本は世界の模範となるべき国なのですから。