カナダ ルシアー訪問 (マーク・ベネトー) | Acoustic Guitar Life Ebisu-45

今回のカナダ工房訪問の最後は、MarcBeneteauです。

ベネトーの工房はトロントから200Km車で2時間程度の、

セントトーマスにあります。


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これが、ベネトーの自宅兼工房。

この地下が彼の工房になっている。


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整然と、整えられている工房。

ベネトーは独学でギター製作を学び、経験豊富なルシアーである。

カナダのトップクラスルシアーであることは間違いなく、ドンロスをはじめ

多くのプレイヤーが彼のギターを使用していることがその証である。

かれは、豊富なアイディアを持っており、独自の治具を開発し、ギター製作をおこなっている。


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製作途中のボディーについて説明しているところ。

B6 B8
彼の特徴のひとつがこのネックだ。

ネックジョイントには、ダブテールのような切れ込みは一切無い。

ボディーの面(曲面)とネックの面をボルトでつなぎあわせるという独特の方法である。

一見、ボディーからネックへの伝達が悪そうで、トラブルがおきやすい感じもするが、

それは単なる先入観でしかないようで、サウンド的には、Beneteauギターを弾いたことが

ある人は、疑う余地も無くいいサウンドを持ったギターである。また強度の心配は、

彼自身、15年以上この方式で製作しているが、特におおきな問題は今まで起きていない

という。

非常に効率よく、しかも考え尽くされた方式であり、将来的なメンテナンスも

非常に行いやすい構造である。(頭の良い人のやることだと、えらく感心してしまいました)



B9

これは、バリトンファンフレットの設計図

BA

祐介氏となにやら会談中

BB
ネックとボディーを合わせたところ。

ボディとの接合面は平らではなく、

あえて、美観的要素もあり、曲面にしている。そのため、

ネック側をボディー形状に合わせてRに削る治具や、

フレットのあわせ面を調整する治具など、さまざまな道具が

作られている。



BD BE

ネック調整の治具

BF BH
ネック側の接合面を削る治具


BG

これは、バインディングなどの装飾木材を張り合わせるための固定具

BI BK
BJ

指板にフレットの溝を切る治具と、フレットのバインディングを固定するもの。


BL

これは、フレットワイヤーにRを作る治具

BM

ボディーバインディングの溝を作る治具

BN BO

ボディー内のライナーを作るための専用マシン。



BQ

ブラックウッドをタッピング中

BR

さまざまなボディー形状に合わせた治具の数々。

BS

これは、アームレスト(Bevel)を作る型

BT BU
ボディーを磨くバフと専用 塗装ブース

個人ルシアーで換気を考慮した密閉専用塗装ブースななかなかない


BV
ベネトーの使う接着剤


BW



BX BY

取材後に2ショット。そして奥さんとも一緒に撮影しました。