今回のカナダ工房訪問の最後は、MarcBeneteauです。
ベネトーの工房はトロントから200Km車で2時間程度の、
セントトーマスにあります。
この地下が彼の工房になっている。
整然と、整えられている工房。
ベネトーは独学でギター製作を学び、経験豊富なルシアーである。
カナダのトップクラスルシアーであることは間違いなく、ドンロスをはじめ
多くのプレイヤーが彼のギターを使用していることがその証である。
かれは、豊富なアイディアを持っており、独自の治具を開発し、ギター製作をおこなっている。
製作途中のボディーについて説明しているところ。
彼の特徴のひとつがこのネックだ。
ネックジョイントには、ダブテールのような切れ込みは一切無い。
ボディーの面(曲面)とネックの面をボルトでつなぎあわせるという独特の方法である。
一見、ボディーからネックへの伝達が悪そうで、トラブルがおきやすい感じもするが、
それは単なる先入観でしかないようで、サウンド的には、Beneteauギターを弾いたことが
ある人は、疑う余地も無くいいサウンドを持ったギターである。また強度の心配は、
彼自身、15年以上この方式で製作しているが、特におおきな問題は今まで起きていない
という。
非常に効率よく、しかも考え尽くされた方式であり、将来的なメンテナンスも
非常に行いやすい構造である。(頭の良い人のやることだと、えらく感心してしまいました)
ボディとの接合面は平らではなく、
あえて、美観的要素もあり、曲面にしている。そのため、
ネック側をボディー形状に合わせてRに削る治具や、
フレットのあわせ面を調整する治具など、さまざまな道具が
作られている。
これは、バインディングなどの装飾木材を張り合わせるための固定具
指板にフレットの溝を切る治具と、フレットのバインディングを固定するもの。
ボディー内のライナーを作るための専用マシン。
これは、アームレスト(Bevel)を作る型
ボディーを磨くバフと専用 塗装ブース
個人ルシアーで換気を考慮した密閉専用塗装ブースななかなかない
取材後に2ショット。そして奥さんとも一緒に撮影しました。
























