映画「her 世界でひとつの彼女」(2014)

 

 

人工知能型OSサマンサと恋に落ちる男の物語

 

彼女が姿を現すことはない

なぜならサマンサはAI

機械だから。

声だけで人間がここまで心を揺り動かされ

感情が細胞から喜んだり悲しんだりするだろうか。

 

これは、ぜひ吹き替えでなく字幕で観てほしい映画。

 

サマンサの声はスカーレット・ヨハンソン

 

少しハスキーで、でも聞きにくい事はなく耳をくすぐる感じ

心地いい。そして言葉のセンスがたくみで、間の取り方

も見事!!

ずっと聞きたくなる。そして想像してしまう

どんなにいい女なんだろうと。

 

もうこの時点で、すでに私もこのOSサマンサにやられてますね。

 

当初、サマンサの声はスカーレット・ヨハンソンではなくサマンサ・モートンだったそうです。

全て撮影を終えて監督のスパイク・ジョーンズ、何か違うと思ったそう。

そこで、サマンサ・モートンの了解を得て、スカーレット・ヨハンソンに変えたそうです。

 

声だけでローマ国際映画祭最優秀女優賞受賞

 

監督の何かというひっかかり。

実はこれがこの映画の全てを握っていたんですね。