時事通信社 5/4 15:25
【北京時事】中国共産党の新指導部が昨秋発足して以降、習近平総書記は腐敗対策として、積極的に倹約運動を展開している。国営メディアを動員して、党・政府幹部らの「公費や接待によるぜいたくな飲み食い」を批判。成果は上々のようだが、景気回復の足を引っ張るという想定外の副作用をもたらしている。
中国の経済成長率は、2011~12年に減速局面が続いた後、回復に向かうかに見えた。しかし、政府が新たなけん引役と期待する消費は伸び悩み、暗い影を落とす。国家統計局が発表した13年1~3月期の小売売上高は前年同期比12.4%増にとどまった。過去最低に近い伸びで、「倹約令が響いた」との分析が相次いだ。
このうち飲食店売上高は8.5%増と、異例の1桁の伸びだった。公務員や公的団体職員、国有企業社員の多さから見て、会食後などに配られる贈答品も含めると、消費に及ぼす打撃はさらに大きいといわれる。
倹約運動の影響は、飲食関連にとどまらない。小売売上高統計のうち自動車は6.4%増と、12年通年の7.3%増を下回った。「公用車を買い替える際は高級外車でなく安価な国産車にすべきだ」との通達を出す当局が増えており、エコノミストは「倹約令が経済全体に与える影響を注視している」と話す。
[時事通信社]
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倹約して、消費冷え込むって、どんだ け~!