ああ上野駅 (http://www.ringohouse.com/dramafiles/03.ueno.html より)



先週、1964年に発売し大ヒットとなった「あゝ上野駅」の歌手の

井沢 八郎さんが亡くなった。

「あゝ上野駅」は、東北地方や北海道からの集団就職者の愛唱歌として

親しまれ、戦後の世相を反映する代表曲となった。2003年に

立てられた「あゝ上野駅」の歌碑が上野駅の駅前にある。

今年からの団塊世代の退職を迎え、この世代を中心に当時の地方から

都会への移動が逆の地方への民族移動が始まるという「日経ビジネス」

今週号は紹介している。

1946年~50年の広義の「団塊世代」の人口移動データで「団塊民族

大移動」を年代別にみている。それは

 

196070年 地方の団塊人口が減少、都会が倍増(1950年→70)

        ― 東北6県 127万人→74万人

          東京都   78万人→167万人

19080 結婚を機に都心を離れた(1970年→80)

        ― 東京都23区  137万人→81万人

          首都圏3県  142万人→176万人

1902000年 家族が増え、さらに郊外へ(1980年→2000)

        ― 東京都   113万人→96万人

          八王子市  3.7万人→4.3万人

そして、2007年から定年帰農、移住などで再び地方を目指す

団塊世代の民族大移動」が、2004年に連合が5万組合員の内

4を超える人が「ふるさとで暮らしたい」と答えた調査から

推測している。

しかし、都会で約40年前後過ごした世代は親の面倒等特別の理由が

ない限り、「帰郷派+地方移住派」は4割も高い比率を占めすか?

、その理由は

都会文化の高さや交通の便のよさ

地方での隣人・友人関係構築が難しい

60歳以降も働くチャンスや場所が地方には少ない

等が挙げられる。

逆に言えば、これら理由を超える魅力つくりや再生策を自力で考案

する県や地方都市には「団塊世代の帰郷道」が出来上がると思われる。



大西 康之
三洋電機 井植敏の告白