9日に防衛庁が内閣府の外局から独立し防衛省が誕生したが、
安倍首相は、「脱・戦後、新たな美しい国作りための基礎であり、
大きな一歩」とこの省移行の意義を強調している。
今後は、自衛隊による国連平和維持活動(PKO)や国際緊急援助等の
海外活動が国防と並び「本来任務」になるが、戦争への道につながら
ないかと心配していると、今25~35歳のロストジェネレーションに
愛国世代が増えているという。(1月9日付け朝日新聞)
普段は学生や社会人であるが、有事の際に後方任務を担う予備自衛官に
なるため実射などの訓練をしている予備自衛官補が06年度は1260人
採用され内25~35歳が3、4割占めているという。
総合研究大学院大学の学生の杉浦学さん(29)もその一人であるが、
この応募の背景に遭遇した阪神大震災や地下鉄サリン事件そして東大
大学院卒業後に入社した重工メーカーの業績悪化による退職にある。
つまり、会社も政治も信頼できるものが身の回りにないと脱力感にある
時に、この日本が身近で守る、愛すべき存在であったという。
また、山崎輝久さん(28)はヒップホップグループに属し、ライブ
ステージで愛国の歌を歌っている。「信頼できるのは仲間、家族、地元と
日本。社会はどんどん崩れていっている」という。
今日の日本の政治はしかたないとしても、せめて世界の経済大国である
日本の会社は、社員に信頼される存在であって欲しいものである。
