TOYOTA (TOYOTA HPより)


昨日のこのブログで、国内では初めて2兆円の営業利益をあげ、

世界全体の販売台数でも、米国GMに肉薄し来年には世界一に

なると書いたトヨタ自動車が、60億円の申告漏れを行っていた。

今朝の朝日新聞の一面に、トヨタ自動車が043月までの3年間で

60億円を超える申告漏を名古屋国税局で指摘されたとある。

手法は、オーストラリアとブラジル海外2子会社への輸出の際に、

本来の単価より安く売ったり、販売経費を本社が負担するなどで

本社の利益圧縮を図った単純なものである。

世界各国に拠点を展開するトヨタ自動車は、移転価格制など各国の

税制などは十分熟知しているはずである。今年の九州でのリコール

隠しに続く汚点である。

驚いたのは、鈴木武・トヨタ自動車専務(財務担当)が「きちっと

処理しているつもりだが、指摘内容はよく覚えていない」である。

世界的企業に成長し、二代続けて経団連の会長を輩出している為か

今年の7月にはリコール隠蔽で熊本県警に書類送検されたものの、

大きな問題ともならなかったが、この専務の発言は正しく同根にある

のではなかろうか?

トヨタ自動車のHPには、リコール情報が驚く位多く掲載されて

いる。これは自動車のIT高度化と生産に追いつかぬ技術者不足

主因であるが、さらには経営者の奢一因ではと考えたくなる。

トヨタよお前もか? 「奢るもの久しからず」を肝に銘じ、

下請け企業と共に繁栄する「新トヨタカンバン生産方式」を導入し、

真に日本を代表する世界的企業になって欲しい。