SONY (SONY HPより)




今年創業60周年を迎えたソニーは、今危機にあることは衆人の知るところ

である。


そのためかソニーに関する記事が「文芸春秋」新年特別号と「日経ビジネス」

新春合併号に同時に掲載されている。


「文芸春秋」新年特別号では、ソニー元上席常務で作家の天外 伺朗

(てんげ しろう)氏が、危機の本質は「成果主義がソニーを破壊した」と

論調している。


今のソニーから、「燃える集団」がなくなったことであるという。創業者の

井深 大氏は、エンジニアの心に火をつけて、技術に命をかけるスーパー

エンジニアに変身させる名人だったという。


井深さんの経営は、内側から自然にこみ上げてくる「内発的動機」に基づき

行動するフロー状態―「燃える集団」を無意識につくっていたという。


今のソニー社員に内発的動機を失わせたものは、1995年頃から導入された

「業務の成果と金銭的報酬を直接リンクさせれば、社員はより多くの報酬を

求めて仕事に没頭する」成果主義であるという。俗の「目の前ニンジン

手法である。


ところが、井深さんの口癖は「仕事の報酬は仕事だ」と成果主義と全くの

逆であったという。


最後に、天外氏は井深さんのマネジメントを「長老(徳のある人)型」と

呼び徳のあるトップに率いられた集団は自律的に目標に向かい、一丸と

なって燃える。それがソニーが輝いていた時代のマネジメントだったという。


最後に、一般的なダメ上司の類型を6つ挙げている。

マイクロ・マネジメント型― 細かいことまで自分の思い通りに

ならないと気がすまない。

馬頭観音型― ことあるごとに部下を罵倒、叱責する。

ヒラメ型― 常に上司のほうを向いている。

逃げまくり型― 保身に走り責任を取らされないことだけ考えている。

放任型― 何もしない。

 改革かぶれ型― 自分を改革のヒーローと位置づけ自分流に変更したがる。

   ※この⑥は、詳細説明からも出井前CEOを暗に指している気がする。


皆さんの周りにこの六つのタイプに当てはまる経営者や上司はいないでしょうか?

このような上司の下では「心の病気」に罹りやすくなるので、各自が自己防衛を

考えて欲しい。


「日経ビジネス」新春合併号の現CEOH・ストリンガーCEOらの記事は追って

紹介することとしたい。



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