現在ライブドア事件の裁判が継続中であるが、一昨日の公判で証人の金融子会社
ライブドアファイナンス元社長中村長也被告は「ライブドアの体質は、ノリで
儲け話に乗りやすい体質であった」と説明したという。
今から6年前のネットバブル時代に松島庸という名の若手経営者を
ご存知であろうか。先般紹介した和田一夫元ヤオハンーオーナー同様に松島氏が
「日経ビジネス」10.9号の特集「敗軍の将、今を語る」に登場している。
松島氏は21歳でサーバーのホスティング事業を手がけるクレイフィッシング
(現e-まちタウン)を起業し、2000年3月に26歳で米ナスダック市場と
東証マザーズで当時の最年少で上場をした。
ピーク時で会社の時価総額が約7千億円、個人資産2千億円の含みがあったが、
01年5月に自身の不祥事がきっかけで会社を追い出された。
このクレイフィッシングの後を追うように、4月にホリエモンのライブドアが
楽天と略同時に上場している。
松島氏は「当時は急成長の強迫観念があり、カネになると思えば誰とでも
付き合った」といい「今の起業家に拝金主義じゃない部分があって欲しい。
人生、お金だけというのは悲しすぎる」と今を語っている。
一介のサラリーマンである我々は、「お金があればあれも買えて・・・・・」
気持ちで、彼の反省は実感できない。
しかし、我々はお金がなくても眼だけは彼等より澄んでいる気がする。
成金や事件を起こした東横インやヒューザー等の経営者の眼は
「お金に取り(盗り)つかれた」眼とでもいえようか!
- 大橋 巨泉
- どうせ生きるなら
