GOLF ゴルフダイジェストOL HPより)


紳士がやるスポーツの代表に「ゴルフ」があるが、今朝の日経新聞のコラムに

将来有望な新人プロゴルファー(22歳)がスコアーを改ざんしたという

ショッキングな記事があった。

それによると、来月の日本オープンの最終予選にでていたこの選手が、

同伴競技者のスコアカードをトイレで3ホール分を書き直したものである。

プロであるからにはアテストする同伴者は一目で不正がわかる稚拙な行為である。

この若手は、ジュニア時代に米国で活躍し、マネジメント会社と契約する

将来有望な選手であったというが、本場で「ルール」を十分マスターせずに

ゴルフ版「司法取引」を身に着けて何とか許してもらえると考えたので

あろうか?

よく、我々の会社や仲間内のコンペでもスコアーを過少申告したり、

グリーン上のOKボールを数にいれない上司や仲間に事欠かない。

我々のコンペは遊びとはいえ、こんな不正をされると不快にもなり、

社長ともなれば信頼感をなくしてしまう経験が多々ある。

このような改ざんは会社の決算でもよく行われる事件で枚挙に暇がない。

最近の代表はライブドアであるが、これも氷山の一角で公開・非公開企業

問わずもっと多いであろう。

営業や売上の架空計上、接待交際等経費の不正使用、費目間の交換等も

拡大解釈すれば「改ざん」であろう。(※例えば昔銀行が個人預金増を

図っているとき、法人預金から個人預金に付け替えたとも聞く)

先日の「手鏡教授」の痴漢行為の再発同様、「改ざん」はその担当者や

経営者の一種の病気癖であり治癒は難しいと考えるべきである。

子供たちには、「正義、誠実、忍耐は勝負(或いは成績)より大切

天がご存じ、地も承知」でごまかしは駄目と家庭で学校で教えていく

ことは大切であるが、社会人になるとこれを忘れる人やこの資質を開花する

始末の悪い人が実に多いものである。

このような営業マンや管理者そして経営者は、成績の仮化粧で報奨金の獲得、

自分や一族の私腹を肥やそうとするが、これからは「コーポレートガバナンス

(企業統治)コンプライアンス(法令順守)」の徹底で改善を期待すしかない。

それでも、駄目であれば会社を辞めていただくしかないであろう。

まじめに一所懸命働いている社員のこの「改ざん」病がうつらないためにも。

先のプロゴルフファーのスコア「改ざん」についても、プロである以上

登録抹消の厳しい措置が有効と考える。我々仲間内のコンペはそんなことを

する人とプレーしないことが賢明である。

私は、ここ数年日本でゴルフをしていない。仲間が「改ざん」者だからでなく、

単に「お金」と「時間」がもったいないだけである

そして、誘われると「アメリカ・ロス駐在時に一生涯分ゴルフをしてきた。」と

格好良く断っている。