(JR北海道HPhttp://www.jrhokkaido.co.jp/より)
昨日、珍しく朝の通勤時に二人の60歳代の女性がリュックを提げて乗ってきた。
このご両人は、埼玉県の郊外から東京銀座まで満員の電車に乗ってきたが
約1時間、周りの疲れ果て居眠り通勤のサラリーマンをよそにしゃべりっぱなし
である。
車中、子供や孫そして旦那の自慢や悪口から最近の旅行やサークル活動など
話題がつきない。男性の乗客は眠れないので不機嫌そうにしているが小母様は
お構いなしである。いや、その元気さにみんな呆れ顔である。
JR北海道が今月2日に企画した日本最北端の稚内駅から最南端の西大山駅
(鹿児島県指宿市)までの5泊6日、総乗車距離3155Km,総乗車時間62時間
の14人のツアー参加者の平均年齢は58.8歳、最高年齢74歳そして女性も
5人いたという。(「日経ビジネス」9.11号)
この他にも、32万円の高額ツアーにも25人の参加や阪急交通社の
価格16万円のツアーには50~70代が中心で夫婦が目立つという。
いずれも鉄道ファン向けの企画であったがものの見事に外れたようである。
このシニアの日本縦断列車旅は、04年5月に放映されたNHK
「列島縦断鉄道1200kmの旅」の影響というが、やはり日本の
金融資産1300兆円の70%以上を所有すると言われる60歳以上のシニアが
「お金を冥土に持ち込めない」と漸く理解したからにほかならない。
