昨日、北海道の苫小牧で行われた競走馬の競り市「セレクトセール」で、今年2月生まれた牝馬が今までの最高額の6億円で落札されたという。
競馬には詳しくないが、この馬の父は日本ダービーなどGI2勝をあげたキングカメハメハで母はエリザベス女王杯を制したトゥザヴィクトリーだという。
昨年無敗の三冠馬ディープインパクトは02年前に7千万円で取引されたから、この馬はいかに高額かである。
多分、この差は馬の両親或いは片親の現役の成績からはじかれたと思われるが、経済学的に将来期待価値は如何に算出するのか、鈍足かもや足の骨折等のアクシデントを如何に織り込むのか興味を持ってしまう。
翻って人間は馬のようにはいかない。優秀で立派な夫婦の子供が売買されることはもちろんないが、その子が親のように優秀で性格がいいとは限らない。
人間の場合は、多少の遺伝要素はあるが3歳位までの親の愛情と語りかけがその子の将来を決するのが持論である。
従って、私は今の若い夫婦の共働きで子供を託児所等に預けるのは賛成しない。
それから、小・中学生の子供には親の生き様―例え貧しくても必死に働く姿や他人に対する正直さや思いやり等が、子供が社会人に成った時に「鏡」になるのではなかろうか。
- 綱淵 昭三
- 東レ 前田勝之助の原点 現実を直視せよ
