かってJumbo(ジャンボ)と言えばBoeing(ボーイング) , BoeingといえばJumboといわれた時代があったが、今は800人乗りの「A389」を開発した欧州のエアバスにその代名詞を奪われようとしている。
一方、元祖Jumbo(B747)の米国Boeingは、現在は250人前後の中型機「B787」の開発に注力し、J.マックナーニCEOの現場重視経営で過去5年間の混乱から復活の途上にあるという。(以下「日経ビジネス」18.5.29号から)
そのJ.マックナーニCEOは、P&G,GEを経た経営のプロであるが編集長インタビューの中で、興味深く示唆に富んだ経営観を語っている。
彼は、25年間の経営経験から「ビジネスには、相違点より相似点が多い」といい、
経営に重要なことは、リーダーシップ、動機付けそして人を信頼し育てること という。
特に、経営は人が相手の「ピープルビジネス」で、人がすべてであると力説している。
いかにして社員を育てるかであり、社員はお金よりも成長することに喜びを感じる。
そのために、社員に大きな期待をかけることだという。
航空機業界はメーカーにしろ運行会社にしろ独占的で巨大企業ゆえに、このボーイングや日本の日本航空(JAL)のように事故やスキャンダルで簡単に失速するが、
復活のテークオフは、意外にも他の大企業や中小企業経営に求められる「社員重視の経営」であると認識させられた。
日本にも「ビジネスには、相違点より相似点が多い」と実践し成果を挙げるプロの経営者の育成とその土壌が望まれる。
そういえば、ゴルフ界にもJumboと呼ばれた選手がいたが、失速か墜落したのか?
最近はテレビ中継やスポーツ紙に滅多に登場しなくなった。
確かに、活躍していた往年時に「ゴルフファンや関係者を大切にする」言動が見られなかったなあ・・・・・・・・。
- 江幡 哲也
- アスピレーション経営の時代
