下谷祭り  (下谷神社HPより)


昨日は、東京下町のトップを切って台東区下谷から上野界隈で神輿が練り歩く下谷祭りを中国からの友人3人と中華料理店で会食しながらみた。

中国からの友人3人のうち2人は、日本に来て未だ半年から1年弱のため日本の祭りは始めての経験である。特に褌姿の丸坊主のお兄さんや男顔負けの威勢のいい女性に目を丸くしていたのが印象的である。

この担ぎ手の多くは地元以外の有志や祭りの愛好者で、世話役の年配者と子供神輿に担ぎ出されている子供たちが地元の方であるという。

今、65歳以上の高齢者世帯は約785万世帯で20年前の3倍に増加しており単独の世帯が高齢者世帯の構成比率で1986年の13.1%から2004年20.9%と増加し、間違いなく「独居老人」の波が押し寄せている(以下も「日経ビジネス」5.8号から)

この高齢社会に、「ネット」によるニュービジネスが誕生している。

その一つが愛知県刈谷市に本社があるキーパーズhttp://www.keepers.co.jp/ が展開する独居老人の遺品片付け業務で、ホームページのトップに「天国へのお引越しのお手伝い」とキャッチフレーズを出して、ネット展開をしている。

今一社は、東京都日野市に本社のあるアイキャン(http://www.i-can.jp/)の、ネットお墓参りのサービスである。離れた実家の墓参りをしたいや仏壇がない家庭の多さからニーズを汲み取ったものである。

インターネットといえば、対象者が若い人から最近は退職した高齢者まで広がって来てはいるが、このシニア向けニュービジネスにみられるように、亡くなった後もネットと切れなくなる時代が来ている

昨晩の下谷の祭りも、将来は大型画面に祭り好きな亡くなった人が担ぐ「先人の神輿」が現役の神輿と共に寂れ行く下町の活性化に一役を買うかもしれない。