　ども、蝦読weeklyです。
　今週読了した本はこちらです。

角川ビギナーズクラシック　『吾妻鏡』
　源頼朝から5代将軍宗尊親王までの歴史書です。
　昨年、『鎌倉殿の13人』にはまり、書店で見かけたので入手。全記録ではなくダイジェスト版ですが、それで十分。昨年は『鎌倉殿の13人』を見た後に、その話に該当する箇所の現代語訳と解説を読むようにしていました。その後、北条時頼が登場するあたりでは大河ドラマ『北条時宗』があるので、ビジュアルが浮かびやすかったのも良かったです。
　やっと読み終えました。何だかんだ半年くらい付き合ったのかな？　『鎌倉殿の13人』を見なければ読むことがなかっただろうなあ……。

水野仁輔著　『いちばんおいしい家カレーをつくる』
　タイトル通り、家で作るカレーの指南本。
　この本はルウを使う「欧風」、スパイスを使う「インド風」、どちらも使う「ファイナル」と３種類のカレーを紹介。どれも一手間かかってますが、家庭でも普通に作れそうなものばかりなのが良いです。玉ねぎの炒め方のコツとか、隠し味を入れるタイミング（ルウの前に入れる）など、有用な情報ばかり。
　私もカレー作りは好き。カレー粉を使ったカレー作りや、隠し味に何を使うか、具材に何を……など、いろんなことを試してみましたが、今はバーモントカレー甘口に戻ってます。安心の味です。でも、こっそりと何かしてみようという気持ちは常にあって、その際の参考書にはできそうな本。何度も読んでいます。
　

　既報通り、ドストエフスキー５大長編の１つ『悪霊』を読んでいます。
　相変わらずの文章量だし、小難しいし、ロシアの人名を覚えるのも大変だし、セリフ長いし……それでも読み進めずにいられない。
　ドストエフスキーの作家としての腕はもちろん、訳もいいんだろうなぁ。新潮文庫版で読んでます。

　今年中に『カラマーゾフの兄弟』を光文社古典新訳文庫で読みたいと思っています。（以前は新潮文庫でした）

蝦読weekly 20230122～0128