ディクテーションのやり方 その4 | 世界とあなたを英語でつなぐ。英会話学習法アドバイス

世界とあなたを英語でつなぐ。英会話学習法アドバイス

東京/名古屋で展開する語学スクールに勤めるベテランインストラクターが、効率よく英会話が身につく学習方法を毎週公開。早朝英会話に通う方なら更に理解できるかも?
英会話スキルがなかなか向上せずにお悩みの方は必見です!!

前回は、ディクテーションをするうえでやってしまう間違い例を取り上げました。
では、どういうやり方がベターなのでしょうか。

私の思うディクテーションとは、
文章を聞き、理解し、できれば頭の中に
その情景を思い描き、それを今聞いた単語を元に自分で再現していく作業
だと思います。


先週の例文、
“I have to get some eggs since I’m baking a cake tomorrow”なら、

例えば女の人が冷蔵庫の扉を開けていて、こちらに向かって
「明日ケーキ焼くから卵買わなきゃ」 

と言っているシーンを思い浮かべてみます。
ここまでできればディクテーションはもう半分終わったも同然です。

後は自分が今聞いた単語を元に文章を起こしていくだけです。

「卵を買う」 は “I have to buy some eggs” だけど、たしか get という単語を
使ってたから “I have to get some eggs” かな?とか

「なんでかって言うと、明日ケーキを焼くから」 は
because I will bake a cake tomorrow” だけど、たしか because ではなくて
since を使ってたなと想像し、
あとing を使ってたから will bake じゃなくて進行形の形で近い未来を表す
 I’m baking かな?という感じで書き起こしていきます。

ですから聞いた単語を書き取っていくのとは全然違いますよね。
ディクテーションは「聞いて、意味を理解し、それを文章に書き起こす」
これが鉄則です。

ぜひぜひトライしてみてください。