仕事でドバイに来ています。
ドバイは「オイルマネー」で発展した。。。と、勘違いされる人が多いのですが、実はここには石油はありません。交易と投資で栄えた場所です。

ちなみにドバイは地名であり、国名でいうのなら「アラブ首長国連邦United Arab Emirates」となります。ご近所に首長さんのいらっしゃる領地がいくつかあって、それが合体して国になった。。。そんなところでしょうか。ですので、首長さんの「夢」や「希望」がいろいろな政策として実現している場所でもあります。

ドバイに来て何よりも感じるのは、イスラムの国ですが、本当に様々な人たちが行き交っているということです。UAEの現地人は外出時には男性は白い装束、女性は黒い装束を身にまとっていますが、そのアラブの正統的な装束に身を固めた人たちとすれ違うのはノースリーブ、ショートパンツのピカピカの女性だったりします。

働いている人たちの多くはUAEの人ではありません。圧倒的なのはインド・パキスタン系。そして、レバノンなど他のアラブ系の人々。それに続いて、他のアジア系やヨーロッパ系の人が続きます。彼らは労働のビザでドバイに住んでいますが、仮に彼らがドバイで子供をもうけてもUAEの国籍をとることは出来ませんし、UAEの人になることも出来ません。仕事がなくなったら国を去る。。。ルールは明快です。

すなわちUAEの経済と社会は、出稼ぎで成り立っています。

首長さんが「国民を幸せにしたい」と願って急成長したドバイ、そこに集って来た人たちも、自分や家族の幸せを願って出稼ぎにやってきたのです。

この経済のサイクルがうまく回らなくなったら、ここにそびえるビルの群れも世界各国から来ている出稼ぎ労働者も消えてなくなっていきます。そうなったらまさに砂上の楼閣。。。ですね。

ドバイに来ると、そんな「幸せのエネルギー」は形になる、そしてこの世に現れる。。。そう感じるのです。