ホスピスのボランティアで新しい患者さんの訪問を始めました。
前回の患者さんと同じ長期療養施設です。
97歳で認知症が進行中、ほとんどの時間を眠って過ごされている…そんな状況です。

前の患者さんも認知症の進行と眠っている時間が長いという人でした。そういう患者さんを訪問しても、大体の場合「眠っている」という場面になるだけです。

じゃぁ、そのときどうするか…。

私は静かに30分間ベッドサイドに座ってから辞去する自主ルールを作っています。その間、部屋の邪気切りをレイキでして、患者さんにも触らずにレイキも流します。

もちろん患者さんは眠っている訳ですから、私が来たこと等知りません。それに、起きていたとしても認知出来るかどうか、本人以外知ることは出来ないでしょう。

意味ないじゃん…

と、ここ迄読んで思った方もおられるかも知れません。

私は、こういう患者さんを訪問するのは、実は家族のためじゃないか…と思っています。

患者さんのお部屋にはノートが置いてあって、様々なホスピスの関係者が「メモ」を残していくことになっています。それを読むと、例え患者さんから反応がなかったとしても、訪問者が患者さんのことを思っているか…が伝わってくるのです。

大事な人の最後に、色んな人が気を配ってくれている…そう思うだけで、残される家族の心は多少は癒されるのではないかと思うのでした。

さて、昨日の訪問、たまたま患者さんのお嬢さんの訪問時間と重なってしまい、自己紹介をしただけで辞去しましたが、療養施設の訪問は普段家族と最初の自己紹介の電話以外で面識を持つことはほとんどないので、お会い出来て良かったと思っています。