仕事柄国際線の飛行機に長時間乗ることが多いのですが、その間仕事はしないことにしています。ほとんどの人は映画とかを見て過ごしていますが、ぎっちり映画を見るのもそれほど好きでないので、私は映画を見たり見なかったりです。

寝るのもそんなにぐっすりと長時間眠れませんので、結果的に手持ち無沙汰で消灯された暗い中じっと座っている…という状態になる訳です。

そんな時間を過ごすのに、最近は静かに心を落ち着ける時間として使う方法を覚えました。

まずBoseのノイズキャンセリングヘッドフォンで飛行機の雑音を打ち消します。
ネックピロー(首枕)で頭を支持する様にし、体を出来る範囲でリラックスさせます。
音楽を1曲選び、それをリピートにする様にします。(これは次の曲に行って意識が曲に引っ張られるのを防ぐためです)
ゆっくりと鼻から息を吸い、口から吐く様にします。
遠くを見る感じで浮かんでくるイメージを見続けます。このイメージは山の上からのご来光だったり、満天の輝く星空だったり、その時々で違いますが、浮かんで来たイメージに任せます。このイメージ、風景だけじゃなくて人のイメージの時もあります。それはそれでそのままイメージを続けます。

後は何も考えず、沸き上がってくる想いをただ受け止めます。


案外いろんな想いが沸き上がってきます。それが案外他の人に関することが多いです。一生懸命頑張っている気持ちに素直に共鳴して泣けて来たり、そういう想いを感じられる自分に感謝したり。一人で孤独に息づかいをしているというよりは、まるで共通の意識にアクセスして共鳴している感じです。その安心感とか活かされている感謝とかそんな断片的な想いを、本当にそのまま味わいます。

周りは暗いですから泣けて来ても気づかれませんし、(嗚咽する程泣きません)映画見て泣いてる人もいますしね(笑)。周りに人が沢山いるのも、案外共通意識にアクセスしているという点では助けになっているかもしれないです。

これを始めてから飛行機に乗っている時間が、昔程は苦痛じゃなくなりました。でもまぁ、お尻は痛いし窮屈であることに変わりはないんですけどね。


今回の帰りに使ったDidier MerahのBlessing of the LIght http://www.didier-merah.jp/musicindex/00002/