Sさんは お酒が飲めるだけでなく、正義漢女(笑)でした。
Lさんの上司がそれだけパワハラをしていても指導がそれほど入らないのは、Lさんの上司が社長の元政策秘書であり、お気に入りだからに他ならないのでした。こういうところがまさに上司に認められようと必死で頑張って来て「人生これ戦い」と生き延びて来た「優秀な人」らしいなぁ…と思うところでもあります。
ほとんどの人は社長の顔色をうかがってLさんの上司の事は当たらず触らずという立場をとっていたのに、Sさんは違いました。Sさんは、Lさんの上司がそこにそのままいたら組織が死んでしまう…と、本当に思っていました。人事がまさに仕事をしないといけない場面だから、仕事をしようとしたのです。
日本の周りの人が社長の顔色をうかがってばかりいるのだったら、アメリカ本社のエグゼクティブが来ている時がチャンスだ!と、エグゼクティブのレビューが日本であった時にプロフェッショナルに問題を提議したというのです。これが巡り巡って、結果的にLさんを上司の恫喝から守る抑止力になっているらしい…と言うことでした。
Sさんもまた自分の会社生命も下手したら危うくなるところを、リスクも顧みず「正しい」と信じた道に突き進む勇気を持っているのでした。それでも、そういう強さがあると言う事は風当たりも激しい訳で、時々心が折れそうになるらしいのです。
私とLさんがLさんの翡翠の話をしたところ、
「私も欲しいです」
とSさんも何か石が欲しいと言われました。
そこで、私はアメリカに戻って来てから再びクローゼットの引き出しを引っ掻き回してみましたところ…
これまた全く買った記憶のないペンダントトップが出てきました。
Lさんにあげた翡翠と同じお店で買ったものです。箱が一緒なので。
「どうしてこんなにすっぽり記憶が抜けているんだろう?」
と、不思議に思い、ブリティッシュコロンビア州のどこにお店があるのか調べてみました。すると、そのお店はウィスラーにあることがわかりました。ウィスラーに行ったのは8年前のことです。会社の出張でした。私が今のビジネスユニットに移ってくる遥か昔のことでした。
そのペンダントトップはラブラドライトという石です。
自信を失いかけた時に、生まれた意味や生きる意味をそっと語りかけ助けてくれるのと同時に、人との出会いをもたらしてくれる…と言う事の様です。
Sさんにその石の意味を話したところ、
「まさに今その石を必要としている」ということでした。確かに人事のお仕事は人との巡り合わせですから。
Lさんの石を探している時にはこのラブラドライトのペンダントは気配も全くなく、Sさんの石を探し出したら途端に出て来た…という面白い体験でした。これもまた、Sさんがラブラドライトを必要としているんだろう…と、思います。
こうして石にレイキを送る相手が二人になりました。
Lさんの上司がそれだけパワハラをしていても指導がそれほど入らないのは、Lさんの上司が社長の元政策秘書であり、お気に入りだからに他ならないのでした。こういうところがまさに上司に認められようと必死で頑張って来て「人生これ戦い」と生き延びて来た「優秀な人」らしいなぁ…と思うところでもあります。
ほとんどの人は社長の顔色をうかがってLさんの上司の事は当たらず触らずという立場をとっていたのに、Sさんは違いました。Sさんは、Lさんの上司がそこにそのままいたら組織が死んでしまう…と、本当に思っていました。人事がまさに仕事をしないといけない場面だから、仕事をしようとしたのです。
日本の周りの人が社長の顔色をうかがってばかりいるのだったら、アメリカ本社のエグゼクティブが来ている時がチャンスだ!と、エグゼクティブのレビューが日本であった時にプロフェッショナルに問題を提議したというのです。これが巡り巡って、結果的にLさんを上司の恫喝から守る抑止力になっているらしい…と言うことでした。
Sさんもまた自分の会社生命も下手したら危うくなるところを、リスクも顧みず「正しい」と信じた道に突き進む勇気を持っているのでした。それでも、そういう強さがあると言う事は風当たりも激しい訳で、時々心が折れそうになるらしいのです。
私とLさんがLさんの翡翠の話をしたところ、
「私も欲しいです」
とSさんも何か石が欲しいと言われました。
そこで、私はアメリカに戻って来てから再びクローゼットの引き出しを引っ掻き回してみましたところ…
これまた全く買った記憶のないペンダントトップが出てきました。
Lさんにあげた翡翠と同じお店で買ったものです。箱が一緒なので。
「どうしてこんなにすっぽり記憶が抜けているんだろう?」
と、不思議に思い、ブリティッシュコロンビア州のどこにお店があるのか調べてみました。すると、そのお店はウィスラーにあることがわかりました。ウィスラーに行ったのは8年前のことです。会社の出張でした。私が今のビジネスユニットに移ってくる遥か昔のことでした。
そのペンダントトップはラブラドライトという石です。
自信を失いかけた時に、生まれた意味や生きる意味をそっと語りかけ助けてくれるのと同時に、人との出会いをもたらしてくれる…と言う事の様です。
Sさんにその石の意味を話したところ、
「まさに今その石を必要としている」ということでした。確かに人事のお仕事は人との巡り合わせですから。
Lさんの石を探している時にはこのラブラドライトのペンダントは気配も全くなく、Sさんの石を探し出したら途端に出て来た…という面白い体験でした。これもまた、Sさんがラブラドライトを必要としているんだろう…と、思います。
こうして石にレイキを送る相手が二人になりました。