1週間程日本に出張に出かけていました。
アメリカに戻ってくる直前、大いなる魂が天に召されました。

Apple color classic II 以来、自分で買うパソコンはMacに操を立てて来た私としては、単なる実業家の訃報とは受け取ることが出来ません。


iPod, iPhone, iPad 時価総額最高の企業ともてはやされるアップルですが、この会社の歴史をひもとけば経済的には「失敗」と言われるものも沢山あり、株が紙切れ同然だった時代もそんなに昔の話ではありません。

けれど、経済的に成功したものも、失敗したものも、一環して「やりたいこと、そして、未来」を見せようとしてくれていたと思うのです。失敗したものは、やりたいことが先走り、テクノロジーがついてこなかった製品ばかりです。
私は製品の巧緻さやパッケージの美しさもさることながら、未来をみせてくれるワクワクした気持ちに魅了されていたと思います。

Think different
アップルが1997年に打った広告のキャンペーンです。

日本語版のCMは英語版で言っている重要な部分が抜けていると思うので、英語版を訳しているURLも載せておきます。
http://www.apple-style.com/thinkdifferent_mov.html


その日本語版で抜けているところ…
「批判も賞賛もされるけれど、世界は彼らを無視することは出来なかった。」
このメッセージはSteve Jobsその人の想いだろうと思いますし、実際彼を世界は無視することは出来ませんでした。

そして、彼がスタンフォード大学の卒業式でのメッセージも自分の信ずるところ、愛せるものに打込む事、それに対して真摯であれ、そして愚直であれ…というメッセージも心を打ちます。

世界に感動を伝えてくれた純粋な魂に敬意を表すと共に、その魂に触れた私たちもその輪を更に広げて行きたいと思います。

ご冥福をお祈りします。