不登校になって二回目の春休み。
前にも書いたが、本人は
「新学期からは行こうかな。」
と思っている。
でも、夜にベッドの中で泣いているときもあることを知っている。
明るく前向きになったり
不安におそわれたり
の、繰り返し。
そんなムスメが「ネイルしてー。」と言ってきた。
おしゃれに興味をもつなんて久しぶりだ。
ムスメの手は小さくて、爪も小さい。
その小さな爪に、ムスメが選んだネイルを塗ってあげた。
数日、ネイルした手を楽しんでいたが、
今度は「ネイル落としてー。」と言ってきた。
学校が始まるから、ネイルも落とすのだと。
自分から学校に行く準備を始めているムスメ。
今までより気持ちがえらく前向きだが…。
始業式の朝まで、気持ちがどう変わるか分からないが、どんなムスメでも受け入れるだけ。
行けなくても、途中で帰ってきても、いいんだよ。
↑これが、以前は口先だけだった。
建前や自分の理想を無くして、ありのままを受け入れるって、すごく難しい。
でも、気持ちよく「それでいいよ」と思う方がムスメの為になる。
そんなことが、最近ようやく理解してできるようになってきた。