『かぁちゃん』 重松 清
読了。
主人公が次々に変わっていきます。
それも思わぬ人に。
しかし、全体としてはひとつの物語であり、各章の主人公の母親(かあちゃん)の像が浮き彫りにされていきます。
いろんなかあちゃんが出てきます。
そしてもうひとつはいじめの問題です。
昨今、巷で『いじめ』が問題になっています。
恐らく誰もが、『いじめた側』『いじめられた側』『いじめの傍観者』のどれかに属したことがあるのではないでしょうか?
3つとも属したことがないと言える人は、気が付いていないだけかも・・・
謝罪と償い。
ゆるすとゆるさない。
ゆるされるとゆるされない。
本書に『償い』とは『忘れないこと』とありました。
痛い思いを忘れようとするのではなく、その事実を認識することからそれぞれの新たなスタートが始まる。
途中、途中、すこしずつ泣ける本でした。
幸せってヤツは、人に見られるもんじゃく、自分の中で納得できるものなんだな。
きっと、、、
思春期に入った息子たちに是非読んでもらいたい。
読まないだろうけど。。。
読んでも違う感想なんだろうなぁ。。。。
